グルメ三昧

ミシュランレストランを中心に食べ歩きを趣味として個人的な評価を記載したブログを作成しました。特に新しいミシュランになった店や話題の店を訪問しています。参考にしていただければ幸いです。

2011年12月

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グルメの部屋(1070)オレキス 今年の食べ収めは男の隠れ家フレンチ。欲求という名のフレンチレストラン
フレンチ
住所:東京都港区白金2-3-3 カームコート白金高輪 1F 03-5918-8311
(評価)☆☆☆☆
(コメント)
2007年白金高輪に出来たフレンチ。オレキス(OREXIS)はギリシャ語で「欲求」美食家の欲求(オレキス)を満たすという意味がこめられているそうです。オープン以来毎年何度が訪問していますが、今回も年末押し迫って食べ収めに同伴者2名連れて訪問しました。
暗めの店内はとっても落ち着いた雰囲気です。(この雰囲気なので女性にはリラックスできて好評です。・・・)
お料理はご予算に合わせていくつか選べるよう(\6,825、\9,975、\12,600、\15,750)ですが、毎回春藤さんに大体の予算をいってお願いしています。
四年間通って今回あえて長所と短所を記載させていただきました。
<長所>
・伝統的なフレンチの手法を取り入れながら、芸術性のある美しい一品一品。見た目も綺麗ですがお味も◎今風の創作フレンチではなく味付けは伝統的フレンチで、しっかり濃い目の味わい、量はたっぷり満足のボリューム感があります。最後に頂いたフォアグラと牛フィレステーキはやわらかく、とっても美味しかったです。
・ワイン持込も可(持込料有)。オーナーソムリエ春藤さんも、山本シェフも、気取らないとても気さくな方なので、行く前に色々相談できるし安心してお任せできます。
・雰囲気が大人の隠れ家的で女性のポイントがアップ↑するレストランである。(とてもリラックスできると同伴者ふたりの意見でした。)
<欠点>
・私はあまり感じませんが、グルメ仲間に聞くと料理にインパクトが足りないとの声が多く、この値段であれば他のお店と比較するとフレンチとして他を選択するとのこと。内容と比較して高いということなのでしょうか?確かにワインを結構飲むとふたりで五万円近くなるのが・・・
・場所が不便で帰りはまずタクシーが必要になる。
以上ですが、最後にここのシャンパンランチ(毎日実施しているわけではないので、要確認)はかなりお得だと思います。上記の欠点が修正されるということでしょうか??

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グルメの部屋(1069) ふーみん 新年会にお薦めの納豆チャーハンが名物の青山骨董通りの中華料理店
台湾料理
住所:東京都港区南青山5-7-17 小原流会館 B1F 03-3498-4466
(評価)☆☆☆
(コメント)
青山通りから六本木通りへ向かって延びる骨董通りは、かつて数十軒の骨董品店が軒を連ねたことからその呼び名になったそうです。現在も、骨董品店がわずかながら健在。ハイセンスなブティックと骨董品店の新旧入り混じった街並みは、独特の落ち着きと高級感を漂わせています。その骨董通りのちょうど真ん中あたりに古い大きなビルがドーンと鎮座するのが「小原流会館」。言わずと知れた、いけばな小原流の東京拠点となるこの建物ですが、地下にレストラン街がありその一角に台湾家庭料理「ふーみん」があります。1972年創業で私もかなり前からときどき訪問していましたが、ここ数年ご無沙汰なので、年末押し迫った日に、同期(6名)の忘年会を設
定してみました。
人気メニュー「納豆ごはん(1100円)」は納豆とひき肉を炒めたそぼろの乗ったご飯。食べ易いやさしい味で、ボリューム満点です。今回は¥4500のディナーコースをチョイスしました。(飲み物入れると結局¥6500程度になります。)
ねぎワンタン
豚肉の角煮&花巻
茄子のニンニク炒め
海鮮餃子
五目焼きそば
納豆チャーハン
どれも久しぶりでしたが、以前に比較して上品な料理になったように感じました。以前は台湾家庭料理が売りでしたが、今回訪問して、ヌーベルシノワ風の創作料理に変わっていました。個人的には以前の料理の方が好きでした。でもそんなに濃くなく食べやすく調理されています。豚肉の角煮のトロトロが最高!花巻にはさんで、タレをよく染み込ませると・・・ 更に美味しい!
〆に頼んだ納豆チャーハン、家にもありそうな食材なのですが、お店で食べるとまたお店独自の味がして美味しい。今度作ってみようと思います。 年末年始の団体の食事会にはお安く美味しい中華料理の店としてお薦めです。サービスは、呼んでもなかなか来ない状況でしたが、年末繁忙期でもありやむなしかなと思いますが・・・

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グルメの部屋(1068)37 Steakhouse & Bar アメリカンのハンバーガーを食べたいならこの店
ステーキ&バーガー
住所:東京都港区六本木6-15-1 六本木ヒルズ 六本木けやき坂 けやき坂通り2F 03-5413-3737
(評価)☆☆
(コメント)
しっかりしたハンバーガーを食べたかったので、六本木ヒルズけやき坂の「グランドハイアット東京」の正面にあるアメリカンステーキの店に訪問しました。前回ここのステーキを食べているので今回はハンバーガーをチョイスしました。こちらのお店、以前のお店の内装そのままに、アメリカの本格的ステーキやハンバーグをいただけるお店です。
店内は、ラウンド型のボックス席。東京タワーを望めるテーブル席とテラス。奥の大き目のテーブル。全体的にスペースがゆったりしているので、子供ずれにも最適なようです。
今回は37 Classic Burger180g(37クラシックバーガー180g)がランチセットで1600円。スープorサラダとドリンクがついてくるバーガーランチセット(180g)をオーダー。
セットにはサラダかスープがつきますが、一応ヘルシーな感じでサラダにしましたが、ドリンクのコーヒー、紅茶はおかわり自由なところがありがたい。
鉄板焼きで出てきたとき、独特のけものの臭いがむっとしてやや食欲減退したが、ひとくち食べると、肉が粗引きな感じでジューシーでした。ただ肉自体質が今ひとつで看板倒れのような感じでした。ナイフとフォークを使ってもよいし、手で食べてもいい。せっかくなので、つかんで豪快に食べる。180gのパティはさすがの存在感。丁寧に焼かれた表面は少しカリッとしていて肉汁を閉じ込めていました。中はミディアムレア。そんな塩味に甘みを与えてくれるのがグリルドのオニオン。さらにシャキシャキと新鮮な野菜は歯ごたえと爽やかさを演出している。それだけに、バンズの特徴が薄かったのが残念。ふんわりさと、のびやかな食感に欠け、全体を包むインパクトが少し弱いと感じた。味付けは一般的なケチャップ&マスタードではなくてBBQソース。かなり濃厚なソースです。ランチデザートは焼き菓子とアイス。(プラス250円)こちらもかなり小ぶりな感じでした。こ ちらのお店は2010年の3月15日にオープン。六本木界隈ではいくつか店舗を展開するスティルフーズがオープンさせた本物のステーキハウス。 まあアメリカのファミリーレストランのレベルでは・・・従業員の対応はフレンドリーでよく教育されていると思います。

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グルメの部屋(1067)万惣フルーツパーラー 本店 年末になると食べたくなる懐かしいホットケーキの味
フルーツパーラー
住所:東京都千代田区神田須田町1-16 万惣 2F 03-3254-3711
(評価)☆☆☆
(コメント)
毎年年末になるとグルメの締めくくりとして、ここのホットケーキと新宿の「ル・モンドステーキ」を食べる習慣になってしまっています。
この日も恒例として「「万惣フルーツパーラー」へ。勿論、目的はホットケーキです。お店に到着し、1階のフルーツショップから2階へ階段で上がり、席へ案内されます。オーダーは決まっているのですが、一応メニューを見て「ホットケーキセット」(\1,150)をオーダー。セットのドリンクはコーヒーを頂きました。この日は主婦のグループが多く、しばらく待たされてから出てきました。一つのお皿にバター&メープルシロップが並んでおかれて、その両脇にフォーク&ナイフが乗っています。
その後ホットケーキが出て来ました。2段のホットケーキの下側と上側の両方にたっぷりバターを塗り、シロップをたっぷりかけてから、ナイフでさりげなくきりながら口に放り込みます。
すぐに口の中で激甘が広がり、それが体全体に広がり幸福感をもたらしてくれます。 やっぱり、ホットケーキはバターとシロップをふんだんに掛けて食べるのが美味しいですね。
至福のホットケーキでした。ただ年々味が荒くなってくる感じがするのは私だけでしょうか?もう一度基本に戻って懐かしい味を復元してほしいと思いました。

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グルメの部屋(1066) Restaurant Ryuzu (レストラン リューズ)ロブション出身の飯塚シェフの作る本格的フレンチの店ラストクリスマスにお薦め
フレンチ  ======2012年度ミシュラン東京☆=========
住所:東京都港区六本木4-2-35 アーバンスタイル六本木B1 03-5770-4236
(評価)☆☆☆☆
(コメント)
ご存知恵比寿ガーデンプレイスのジュエル・ロブション。フレンチの巨匠、三ツ星レストランのロブションの飯塚シェフが最近独立してオープンしたお店。また今年オープンしたばかりなのに、2012年度のミシュラン東京ですでに☆の期待のフレンチレストランです。
場所は六本木の交差点を六本木1丁目方面に坂を下り、二つ目の信号を左に折れた右側の地下。まっすぐ行くと、ミッドタウンに行きつく立地条件です。入口はクリスマスのイルミネーションが美しく輝き年末が到来していることを感じさせてくれます。
店内はかなりゴージャス。天井高も高く、席もかなりゆったりの作り。ギャルソンが気持ちよくお出迎えしてくれます。まずは、グラスのシャンパンで乾杯。今回は12700円の通常のコースをオーダー。(結果的には\8400のコースで十分だったですが)
まずはアミューズのスープ。フォアグラがひつこくない程度にスパイスになっておりいいですね。
前菜はオマールエビと野菜のサラダじたて・・・。中まで火を通さず、半生なのが逆に美味しい。身が固くならず、風味も残る。
お魚は黒鯛のグリルに、お肉ベースのソース・・・。これもフレンチでは珍しい。
メインは和牛のステーキ。これも焼き加減、味、全て完璧。全体的に素材の良さを出しながらも、油や調理過程にかなり神経を使っている。兎に角食べてみて、 魚もお肉も全てが期待以上の味で、1皿1皿が楽しい志向に凝っていました。デザートは二種類出てきましたが、最初の一品はおいしかったですが、二皿目はいま一つの感で一皿で十分でした。
ロブション六本木店と比較して、色彩の鮮やかさは対照的になかったですが、しっかりした正統派フレンチを目指しているシェフの心意気は伝わりました。日本人シェフの腕、独創的なフレンチ。また一つ良いお店を発見した。嬉しいですね。
ただ残念なのは、出されたワインのチョイスが今ひとつで同伴者もワインが合わなかったとの感想。また店内は天井は高いが、全体的に雑然としていて、会話しにくいというか疲れる雰囲気が残念でした。その点ロブション六本木はカウンター中心でゆっくり会話が出来る雰囲気ですね。
最初のスープから最後のデザートまで何一つ文句なく美味しかったです。メインディッシュではないのですが、バケットはかなりかなりおいしく外はパリッとしているのに、中はフワフワで味も濃厚。バターもついていたのですがバターなしでも全然食べられますね。食べ過ぎて最後は満腹状態で久しぶりに苦しかったです。高級感漂うお店で最高のサービス。これからXマスから年末にかけてデートディナーとしてピカ一のレストランです。

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グルメの部屋(1065)ラ・ボンバンス (La BOMBANCE)クリスマスイブお薦めの遊び心豊かなシェフの作る新和食料理の店
和食  =======2012年度ミシュラン☆============
住所:東京都港区西麻布2-26-21 ニューシティレジデンス B1F 03-5778-6511
(評価)☆☆☆☆1/2☆
(コメント)
ラ・ボンバンスは、グルメの師匠「極楽とんぼ姫」に連れて行ってもらってから毎年通いつめて早5年。今年も年末に三度目の訪問してみました。この店はリピーターが多くその魅力は、2012年度もミシュラン☆を維持しましたが、一般のミシュランレストランにない魅力が多くある和食の店です。
まずコストパフォーマンスの高さも魅力のひとつ。“コースが1万円前後の創作和食”。このジャンルに属するお店が巷にどれだけあふれかえり、ある意味、一番難しい層だと思う。
超高級なわけでもなく、めちゃめちゃ安いわけでもなく、言ってみれば「中途半端」ともとられかねないこのジャンルで不動の地位を築き上げた。
二つ目の魅力は、この店をここまで育ててきたオーナーシェフの岡元さんの人間的魅力。いつも余裕あるスタイルで独特の発想と遊び心を常に持ち続けている姿勢がこの人の魅力。
和食のお店に、フランス語でご馳走という意味で、店の名前をつけるのも遊び心の一端では?
三つつ目が厳選された日本酒のラインナップ。ここで毎月定期的に「日本酒の会」が実施されているのもこのことが実証されています。
四つ目の魅力は、料理は、和食なんですけど、何か、やはりフレンチを思わせる調理法もあり、和洋融合の楽しさを体感できるお店だと思います。
今回も地下に階段を下がっていくが、等間隔に照明が置かれ、アプローチは京都のお寺めぐりをしているような雰囲気。店内に入ると、古い店舗では階段の下に化粧室が設けられており、身をかがめなければ化粧室に入れない作りにわざとなっています。
そういうところが、なんだか岡元さんらしくて、おちゃめで、嬉しくなる。客席は、新店舗になってからほぼ倍増。今回はボックス席にしました。肝心のお料理も、相変わらず素晴らしいぃ~。
ここのメニューは面白くかつ難解な解読が必要である。いつもメニューには岡元さんのダジャレがキラキラ散りばめられている。しかしこの日もメニューは、オーソドックスメニューで、岡元さんに聞くとたまに正常な心理状態の時は、正常なメニューを出すことにしていますとのこと。なるほど・・・
ここはメニューが日々変わっていくそうですが、この日のメニューは以下の通り。
●虎フグ叩き 炙り唐墨 揚げフグ皮 すだちあん ポンテ ケージョ … 虎フグをアレンジした先付け。しっとりとした食感で上品。ちなみにポンテケージョはシンプルなもの。お酒はBASSペールエール (¥800-)。ドラフトだが、酸味と麦の味わいが残っておりこんなにおいしいビールは久しぶり。
●近江蕪摺り流し、雲子炙り なめこ摺り柚子 … 碗の中を混ぜて召し上がってくださいとのインフォメーション。食材は和食のものですが、かなり洋食系統のお味。
● すっぽん餃子・黒酢たれ 牛ロース焼きおにぎり … 小さめのポーションながらこれも繊細な味わいが楽しめるひと 皿。
お酒は折角なので日本酒をということで醸し人九平次の大吟醸(¥2,000-/一合)。ブルゴーニュタイプのグラスで供されます。
端整なお味でワインのような雰囲気で呑むことが新鮮でした。
●フォワグラソテー 百合根茶碗蒸し フカヒレあんかけ … その名の通りフォワグラとフカヒレのあんをかけトリュフを振りかけた贅沢な一皿。
●うに丼 すだち 岩塩 山葵 … うに丼が少な過ぎで少々不満の一品。
●牛ロースあぶり 海老芋揚げ 牛骨スープ・・・料理単体の美味しさをさることながら、この時に飲んでいた日本酒との相性が素晴らしく良かったです。
●伊勢海老鍋 帆立 ブイヤベース風 … 小ぶりの鍋はグツグツと煮立って。でも一口、口に運ぶと、かなりしっかりとした出汁系の味わいがしっかりと、しかしじ わじわと拡がっていきます。
●旬野菜 … お酒のアテです、なんて料理長が笑いながら出してくださいました。確かに。上品ですが薄くなく、お酒が進みますね。
●ふぐ雑炊 トリュフ散らし … 〆のご飯。この日はトリュフ三昧でした。
● 白いコーヒー&黒胡麻シャーベット メイプル柿(+¥800-)… オプション扱いのデザート。黒胡麻シャーベットは粒子感が粗く、たとえ甘いものが苦 手な方でも食べ易いシャーベットではないでしょうか。白いコーヒーは一番気に入っているデザートで、とろっとしたプリンなのですが、味わいは正しくコーヒーの味わいをしているので、その白い見た目とのギャップに戸惑いを隠せません。とてもウィットに溢れた デザート。そしてしっかりと美味しいところが流石です。
総体的には、トラディショナルな和食というよりはモダンなアレンジが強いですが、ここの料理を食べていると和食とフレンチの境目が分からなくなる不思議な領域に潜入してしまったと錯覚する世界に連れて行ってくれます。この店も月1回は訪問したい店のひとつです。

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グルメの部屋(1064)麻布十番 日の木(ひのき) 牛肉のソムリエがいるナチュラルフーズのステーキ専門店
ハンバーグ専門店
住所:東京都港区麻布十番1-9-2 03-6277-7328
(評価)☆☆
(コメント)
今回麻布十番でランチを探していたらカツサンドの看板でつい入店。名前は麻布十番の洋食「日の木」
お店は新一の橋交差点(角には永坂更科本店)から都道319号線を鳥居坂下方面にむかった左手に面しており、「ハーデンタイテン」と同じユニマットビルに入っています。
店内はまだ新しいウッディな雰囲気で洋食屋と言うよりお洒落なカフェ風。1階はテーブル席とカウンター席。 いつものようにカウンター席を利用。
ランチメニューによると「1頭買いの洋食屋さん。創業77年の和牛・仔牛問屋である小島商店の直営店。
山形牛・尾花沢牛・雪降り和牛尾花沢牛などの雌牛のみを1頭買いで仕入れています。」
とのこと。 B・C・Dにはライス、スープ、コーヒー又は紅茶(アイス・ホット)付き。
名物は、・B.霜降り和牛100% 麻布十番ハンバーグ@1280でしたが、ここではあえて「カツサンド」\1500
を注文。味は自家製デミグラスソースがやや強くて肝心のお肉の味が隠れてしまいました。肉もやや筋があり肉自体はおいしかったです。これでコーヒーが¥580の計¥2080は高すぎです。
開放的な店内がここの良いところか?

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グルメの部屋(1063)パパイヤリーフ 丸の内ビル店 (papaya Leaf)丸ビルのレストランで一番CPがいい店
タイ料理
住所:東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング 5F 03-5220-4488
(評価)☆☆
(コメント)
丸ビルの中にあっておそらく一番激安の店と思われるタイ料理の店です。これから忘年会・新年会・女子会には雰囲気が良くて、お安いこの店はお薦めです。
今回忘年会として、予約し(クーポン利用で飲み放題つき3980円)を利用しました。丸の内で、この値段で飲み食いできるお店は貴重です。
丸の内ビルディング5Fの端にあり、エントランスからダイニングまでにアプローチがすこし取ってあるのでアジアンな風が店内に進むに連れて少しずつ感じられて良いです。
ただ店員さんが見当たらない。呼んでもなかなか出てこないので、入店するまでにやや待ちました。店内は、植物の緑に ウッドや籐やらのダークブラウンここち良さそうなリネンの白が目に入ってきて席に座れば冬でもアジア特有のネットリした空気で温暖な雰囲気の中にいるような雰囲気にさせてくれます。 迷路のような店内、半分くらいセパレートされた半個室になる空間がいくつかあるから、そのように感じるのだと思います。天井が高いから、上下を使ったテーブルのレイアウトができるしまさに大人数には最適。時期的に女子会もちらほら。
そして席について、飲み放題をスタートしてもらおうと店員さんを探すと…またいない。フロアにいたのはたった二人でこのスペースを仕切っているので酷というものかとおもいましたが、これが激安の元と思いました。肝心の料理は結構ボリウムも味もいけてます。まずは前菜の4点盛りです。豚のしゃぶしゃぶサラダ、えびせん、蒸し鶏、トーストです。
続いてのサラダは、イカときのこを使ったもの。こちらも控えめな味付け、同じようにテーブルに備えられていた砕いたピーナッツ、ニョクマム、輪切りの唐辛子をトッピングしてアレンジします。そうすることで、より風味が強くなり、味わいも引き立ちました。ムチムチとした春巻き、包まれている野菜が少なめで、皮の食感ばかりが目立ったように思いました。
チャーゾー、揚げ春巻きですね。カリカリの衣、バリバリと食べられるのですが、揚げ春巻きと言うよりは、フライと言った方がしっくりとする印象です。
渡り蟹の春雨スープです。蟹を丸ごと使ったスープ。締めのごはんは、ナシゴレン。どっさりです。味も悪くないのですが、なんとも不思議な料理です。
デザートはココナッツアイスでした。呑み放題で、二時間限定ですが、友人のひとりはなんとビールジョッキ8杯呑んでしまい、たぶん出入り禁止になるのでは・・・・
全体的におとなしい印象の料理です。でも丸ビルなので雰囲気もまずまずで、ひとり\4000で呑み放題でそこそこのタイ料理を味わえるならいい店なのかも???

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グルメの部屋(1062)あざぶ  一期 (いちご)日本で初めてのミシュラン☆のおでん専門店
おでん懐石 =======2012年度ミシュラン☆============
住所:東京都港区麻布十番2-5-14 マイコーナービル B1F 03-5772-2936
(評価)☆☆☆1/2☆
(コメント)
あざぶ一期(いちごと読むそうです) 麻布十番のおでんと和食のお店です ミシュラン星付きのお店で、場所は麻布十番の駅から歩いて5分ほど直線で商店街を抜けた角にあります。
玄関は麻布らしくシャレタ大人の隠れ家的雰囲気です。今回「おでん懐石」との言葉に反応して、日本酒大好きな同伴者と連れ立って訪問してみました。
案内されたカウンター正面に座り、まずはここでビックリ!!カウンター正面には「バカラグラス」がずらりと並んでおり、高級感を感じました。またカウンターはかなり長い幅で12名は並んで座れる奥行きの広いスペースで、大半はペア席。床は温熱暖房が入っていてかなり居心地よい作りで感心しました。
注文した料理は、「一期のおでん懐石」6,800円。なんかちょいオシャレな雰囲気!カウンターの真ん中に銅鍋がありその中にはおでんが・・・。一つ一つ仕上げをしてくれて出してくれる。
ドリンクは焼酎やワイン、その他各種色々とありました。箸や食器もおしゃれなものばかりで、おでん屋さんっぽくないなと思いました。実際、おでん以外のもので頼んだ、お刺身の盛り合わせや、お野菜もとっても美味しかった。お刺身は切り方も食べやすいサイズ、鮮度もとてもよくそれを考えたらそんなに高いと感じませんでした。おでんは薄味で何種類もパクパク食べてしまいました。
◇白菜のクリーム煮
◇牡蠣は大粒でゴロゴロと身が入っている感じ。食感も歯ごたえがあって美味しい。
◇玉子はトロッっと半熟
◇湯葉は厚く歯ごたえ十分
◇厚揚げ・がんも・春菊・岩海苔も美味。
とりあえず五品がセットでしたが、結構満腹感があり、最後に雑炊?が出てきました。
おでん以外でもどのお料理も手が込んでいて、特におすすめの金目鯛・かわはぎの焼きものは焼加減と塩加減もバッチリでとても美味しく頂けました。焼き物は魚介類が中心で旬の食材が頂けます。
看板料理のおでんも出汁が上品で、飲み干しても全然喉が渇きません。また白菜はクリーム煮にしていたり、牛筋も別に醤油と御酢をベースに味を調えていたり、おでんと言うよりちょっとした割烹料理の煮物を食べている感じです。
またお酒の種類も豊富なので、お酒好きな方でおでんつまみながら軽く一杯っていう使い方もありかなと思います。若い料理人なのに、料理も味も良く、非常に満足できました。結構お酒も飲んで、ひとり一万円は、CPとしてはかなりいいのでは! 総体的な感想としては、『秘密にしておきたい良い掘り出し物』のような感じの店でした。この店の四階には最近「あもん」という串揚げ&ワインの店もオープンしたとのこと。早速訪問してみる予定です。やはり麻布十番は奥深い街です・・・

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グルメの部屋(1061)レストラン パリ4区 西新宿にある小さくておいしいフレンチビストロの店
フレンチ
住所:東京都新宿区西新宿1-15-9  03-3342-5969
(評価)☆☆☆
(コメント)
新宿西口、ヨドバシやヤマダ電機が立ち並ぶ電気街の真ん中にポツンとあるいかにもパリにある小さな老舗のビストロといった感じの店です。出来てから20年ぐらいたち、西新宿に昼立ち寄ると昔勤務地がこの近くでよくステーキの「ルモンド」かここに週1回は立ち寄る店で今回「ルモンド」が定休日だつたのでここに立ち寄りました。
細い通路にカウンター席がいくつか、その奥にはテーブル席もありました。いつもカウンターに座るので今回もカウンターにすわり、シェフは1人で全てのオーダーをこなしている為か、愛想がいいとはいえませんが、作っているところをカウンター越しに見るのが好きでときどき無口なシェフに話しかけます。今回もここの「ブータンノワール」は本当においしいですね!といったらうれしそうな顔を一瞬見せて、またひとり黙々料理を作っていました。
今回頼んだのは「ランチタイムのメニューB」(2490円)このコースでなくてはここのブータンノワールを味わえないので。
前菜・スープ・「ブータンノワール」お魚料理またはお肉料理・デザート・コーヒー注文してほど無く、前菜が出てきました。「ヤリイカのマリネ」葉っぱが多めでマリネを楽しむというよりは、前菜でサラダを食した感じ。美味しいんですよ。一緒にあたたかいバゲットがついてきます。しかも3つ。マリネのオリーブにつけて美味しく頂きました。次に「じゃがいもと玉ねぎのポタージュ」さらさらではありましたが、じゃがいもの味が濃厚で普通に美味しかったです。
そして「ブータンノワール」久しぶりに味わいましたが、ここのはこってりとしてややヘビーですが、本当に内臓を上手に料理して出てきている料理です。
メインはお魚料理をお願いしました。「真鯛のポワレ」厚みもあり、レモンの酸味が強めに効いていて、美味しくいただけましたがこの時点でほぼ満腹でお腹が空いていたらかなりおいしく食べれるのに残念!すくなくても麻布の一流フレンチにひけをとらないレベルだと思います。最後にデザート「プリンとアイスクリーム」ランチだとこれにワインを呑むとかなりのボリウムになりますがCPはかなりのものでした。是非訪問をお薦めします。

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