グルメ三昧

ミシュランレストランを中心に食べ歩きを趣味として個人的な評価を記載したブログを作成しました。特に新しいミシュランになった店や話題の店を訪問しています。参考にしていただければ幸いです。

2013年06月

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グルメの部屋(1483)あざぶ 一期 (いちご)  一品一品心を込めて作られたミシュランのおでんの店
和食・おでん  =======2013年度東京ミシュランガイド☆==========
住所:東京都港区麻布十番2-5-14 マイコーナービル B1F 03-5772-2936
(評価)☆☆☆☆(*評価基準:☆5=毎週行きたい/ ☆4=月1回は行きたい/ ☆3=年一回程度/ ☆2=もう行かなくても/ ☆1=絶対行きたくない)
(コメント)
麻布十番にあるミシュラン★のおでん屋 一期。麻布十番の街外れにあるオシャレな「おでん懐石料理」です。地下にあるお店への階段は結構長く続いており、黒い石張りで和モダンな雰囲気。京都の懐石料理の店のようです。店内へは靴を脱いで上がります。 落ち着いた雰囲気の店舗で、堀炬燵形式のカウンターに座りますが、3組ともカップルで、デートに最適な場所です。
メニューはそんなに多くないですが、お酒類はワインから日本酒・焼酎から泡盛までかなり高級なものがならんでいます。今回はコースもありますが、メニューを見たら食べたいものが多かったからアラカルトでお願いしました。初夏らしい5種の季節感のある付き出しが最初に出てきます。おでん屋らしくなく懐石料理の範囲、さすがミシュランの店です。奥行きがあるカウンターなので、カウンター内の店員さんとの距離があり自分たちの世界に浸れます。ライティングの暗さもあり正面に銅版で出来たおでん釜と背後にセットされているワイングラスが美しい光沢でオシャレな雰囲気を醸し出しています。そんな店内でいただくおでんは、一品ずつ丁寧に仕上
げられ美しい。おでんひとつがすでに立派な料理となっており、味もどれもおいしくでこの辺がミシュランを長年維持している理由だと思いました。出汁は、関東風の醤油辛さははなく関西風。いただいたのは以下の通り。
●お刺身盛り合わせ:築地にお店がある関係で新鮮なものが入っています、。この時期ははもがおいしかったです。
●焼き魚きんき:脂が乗っていて美味しかったです。
●おでん
ロールキャベツ:中にチーズが入っていて、出汁が一気にまろやかに。出汁の味を壊さないように、チーズは控えめな量でした。たまご:半熟で、黄身までしっかり味がついていました。少量のわさびがまた効きます♪ここの名物らしく他の店では味わえないトロトロ感がすばらしいです。
鯵のつみれ:ふんわりしてますが、お魚がごろっと荒めに残っていて魚の食べごたえがきちんとありました。普段食べるつみれとは、全く異なる触感で一番おいしかったです。
春菊:春菊の苦みと出汁の相性がばっちり。絶妙なタイミングでの登場です。
はまぐり:出汁に貝のうま味で出ていて、出汁を飲み干しました
牛筋:上品な味付けに、おでんというカテゴリなのか分からなくなりました。コラーゲンたっぷりでいい感じです。
おでんはこんなにも一品の料理になれるんだなと感じました。おでんの盛り合わせを食べるのもいいけれど、たまにはこんな風におでんを一つ一つ丁寧に味合うのもいいですね。ご馳走様でした。一品一品が丁寧に作られているので、ふたりで行った場合、一品をシェアーして食べると多くの種類が食べられます。飲み物は私は梅酒中心に同伴者は日本酒に大好物の郷土の泡盛を注
文していました。ワインも合いそうでした。最後に焼きおにぎりを締めで注文。締めてひとり\9,000でした。このレベルでは大変お得感があるお店でした。日本酒が好きな女性を誘うにはぴったりの店ですよ!

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グルメの部屋(1482)ツキ シュール ラメール (T’SUKI Sur La Mer )  満月を眺めながらトリシャンできる東京湾を一望できるバブル時代の面影を残すレストラン
フレンチ
住所:東京都港区海岸1-15-5 03-5777-2929
(評価)☆☆☆☆(*評価基準:☆5=毎週行きたい/ ☆4=月1回は行きたい/ ☆3=年一回程度/ ☆2=もう行かなくても/ ☆1=絶対行きたくない)
(コメント)
「ツキ シュールラメール」は海辺に美しく映えるフレンチ・モダンな一軒家。まるで、フランスの海辺のリゾート地にいるようなエレガントな外観です。まず玄関の駆け上がる階段に真っ直ぐにひかれているレッドカーペットが印象的です。そこをパートナーをフォローして上りきると真っ白なレセ プションルームがあります。そこを通り天井高7mのガラス張りのダイニングルームをつき切ると東京ベイの眺望が目の前に広がる部屋に入り、その景観が人を圧巻させます。昼は爽やかな光と潮風を、夜 はダイナミックな夜景が楽しめます。場所は竹芝。駅からちょっと離れた一軒家のレストラン。まずは同伴者から必ず「こんな場所、よく知ってるね!」とい
われる場所ですが、かってはこの地区にプレイスポットとして脚光を浴びた時代があり、その時代に遊んでいたひとなら必ず訪問したレストランです。代官山の「レザンファンギャテ」にいた支配人がこちらに異動したので久しぶりに訪問してみました。本当にひさしぶりにです・・・
階段を上がり、入口のエントランスを進むと、ガラスの中扉を開けてくれる黒服の店員女性。予約名を告げれば「お待ちしておりました」という丁寧な受け答え。暖炉のある小じんまりした教会のようなエリアを横目にメインダイニングへ入ると、目に飛び込んでくるのは海側の壁いっぱいのガラス窓。(香港の旧インターコンチ1Fのロビーのようなスケール)そしてそのガラス窓の向こうに見えるのは、東京夜景の代名詞のひとつ、レインボーブリッジと行きかう様々な形の船・・・まるで時代が遡ってしまった感覚に・・その時代を知らない同伴者もこの光景にはうっとり!!! 昔となにもわからないことにビックリ!時計がストップしているエリアかも。梅雨時期でテラス席でのトリシャンは諦めましたが、初夏のこの時期にこの夜景でのトリシャンは贅沢すぎます。料理は前菜2品、メイン・デザートの\7,800のコースをお願いしました。「フレンチの割にはこってりしすぎない魚中心のさっぱり系で、メインはここの名物のオマール海老をお願いしました。前菜は大好物のガスパチョとフォアグラをチョイス。特にオマール海老の歯ごたえも大変結構でおいしかったです。接客は「コストパフォーマンス通りの格をもった」感じ。お
料理はお値段相応という感じでしたが、シャンパーニュ、白ワインはコストパフォーマンスが良かったです。昔のトレンディドラマの主人公になった気分になりたかったらこのレストランを予約しては!ホテルのレストランに行くなら、こちらのほうが期待と驚きがあるように思います。幸運にも今夜は満月が席から良く見えました。このレストランの名前「月」の通りすばらしい月を見ながら食事できるのでデートには絶対のポイントですよ!

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グルメの部屋(1481)ぎたろう軍鶏 炭火焼鳥 たかはし  ミシュランを取得した店でランチタイムに食べられる絶品の親子丼
焼き鳥  ====2013年度東京ミシュランガイド☆====
住所:東京都品川区西五反田1-7-1 リビオ五反田プラグマGタワー2F 03-5436-9677
(評価)☆☆☆1/2☆(*評価基準:☆5=毎週行きたい/ ☆4=月1回は行きたい/ ☆3=年一回程度/ ☆2=もう行かなくても/ ☆1=絶対行きたくない)
(コメント)
五反田駅のガード下すぐそばのビルの2階、目黒川ほとりのビルにある焼き鳥屋です。夜は完全予約制の焼き鳥屋で営業しているそうですが、昼は親子丼(\850)の店として営業しています。
ときどきここの親子丼が食べたくなり訪問します。個人的には茅場町の「鳥ふじ」とここの親子丼が好きです。店は非常に小さく、カウンター10席ほどに6人程度のテーブル席が1つ。すぐ満員になってしまいます。店の雰囲気は、ワインバーです。脇にはワイングラスがぶら下がっています。早速カウンターに座りランチの「親子丼」を注文。大盛りか普通盛りかだけの選択です。
ここの親子丼の他と違う点は、炭火焼された鶏肉を卵でとじた親子丼なので、鶏肉が非常に香ばしい。生でもなく、かといって火が通りすぎてもいない鶏肉は、非常に柔らかで口の中でほぐれていきます。二種類の鶏肉で構成されているようです。半熟状の卵も美味しいんですがほんのりと甘さを感じる程度のダシ汁です。鳥のスープが一緒に付いてきますが、非常にあっさりした味わいで、澄まし汁のようなスープです。いつもすぐ飲んで舌を焼けどするので今回はやや冷めてから飲みました。ご注意を! もともとこの店は焼き鳥屋でミシュラン☆を獲得している有名店なので鶏肉がおいしいのはうなずけますが、特にここの親子丼のバランスが絶妙です。前に祇
園の「鳥新」と比較して具材が鶏肉と玉子の二種類とシンプルなのが特徴です。ミシュランの店でたまには親子丼を食べるのも話題性があっていいのではないですか?

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グルメの部屋(1480)XEX愛宕グリーンヒルズ サルヴァトーレクオモブロス 地上180mから見下ろす東京タワーを眺めながらのイタリアン
イタリアン
住所:東京都港区愛宕2-5-1 愛宕グリーンヒルズMORIタワー42F 050-5868-6420
(評価)☆☆☆
(コメント)
XEX愛宕グリーンヒルズ内にある、地上180m42階からの絶景ビューを楽しめるリストランテ。 東京タワーを目の前に東京湾や富士山までもが見える極上の空間。薪窯で焼き上げた本場ナポリピッツァ、そしてサルヴァトーレ・クオモ スタイルの洗練されたイタリアンが売りのレストランです。都営三田線の御成門駅から歩いて5分程。2階からエレベータで42Fに位置するレストランに直行します。席までは暗い廊下を歩きますが、下が段差がかなりあるので注意しないとつまずいて怪我しますので、ご注意を!やがて広い空間にでます。東京タワーも、遠くにスカイツリーも見る事が出来ます。特に東京タワーはかなり近いので迫力も有りますし、デートに最適なロケーションと言えるでしょうか。店内に入るとサルヴァトーレの高級路線のお店らしく、雰囲気作りはしっかりとされていて、カウンター席、窓際席、テーブル、ソファ席等用途に合わせて座席のパターンも豊富。今回は飛び込みでしたが、予約をすれば或る程度いい席の指定は出来るのではないかと思います。ワインセラーにはロマネ・コンティ、ミュジニー等の格の高いワインから中クラスのワイン迄、豊富なワインが並んでいて、ワインを楽しみに来るのも良さそうです。訪れたのはランチタイムでしたが価格は1,400円と2,100円と3,800円の3種類です。
今回ここの名物のピザとパスタの組み合わせコース\2,100をチョイスしました。さすがピッツァは焼き立て感は無いもののパン生地でやわらかくおいしかったです。パスタはオリーブとトマトソースパスタでしたが、普通のレベルでした。料理は特筆すべきものはなかったですが、とにかく景色が大変良いのがこの店の特徴!女子会とか合コンには最適な場所です。当然ですが夜の方が料理のクオリティが高いと予測されますので、今度は夜に訪れてみたいですね。只、この辺りでランチビュッフェを食べようと思ったら、この値段でこの味ならばお得だと思いますよ。

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グルメの部屋(1479)ロティ アメリカンワインバー&ブラッセリー ハンバーガーとフイッシュチップスがお薦めのレストラン
アメリカ料理
住所:港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア ガーデンテラス1F 03-5413-3655
(評価)☆☆1/2☆
(コメント)
東京ミッドタウンでふらふらしていたら、急にロティのFish&Chips\1,000(ハーフサイズ)が食べたくなり入店しました。ロティ 東京ミッドタウンは、北カリフォルニアのナパ・バレーの小
さな町の雰囲気を模倣しているようです。生活のスピードは都会よりも少しゆっくりと穏やかで、良質のワインと美味しい料理がごく当たり前の日常生活の一部である場所。ナパの小さな町の多くが、60年代の街並みのままで、まるでほとんど変わっていないかのようです。 そんな60年代カリフォルニアのノスタルジックな雰囲気をモダン・レトロなインテリアデザインで表現したレストランです。店内は2つの異なるコンセプトに分かれています。 手前はワインバーとして、北アメリカの素晴らしいワインの数々を20種以上、グラスやカラフェであり、奥はブラッセリーとなっており、ロティのシンプルかつ力強いアメリカンブラッセリーの料理の数々を、エ
レガントなダイニングスタイルの雰囲気の中で味わえます。ここのスペシャリティーはロティサリーチキンや炭焼きのステーキ、チョップスやリブなどです。白のグラス\1,700ですが、20:00までに入店するとカクテルタイムで半額になります。本格的ナパワインとステーキを食べたかったら是非この店をお薦めします。

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グルメの部屋(1478)オレキス  大人の隠れ家的レストランでワインとのマリアージュ会実施
フレンチ
住所:東京都港区白金2-3-3 カームコート白金高輪 1F 03-5918-8311
(評価)☆☆☆☆
(コメント)
オレキス(OREXIS)はギリシャ語で「欲求」美食家の欲求(オレキス)を満たすという意味がこめられているそう。最近ご無沙汰していますが、年に何度か定期的に訪問しているお気に入りのレストランのひとつです。今回もワイン会6名でワイン持ち込みで実施させていただきました。ここのシェフは2013年3月に変わったばかりですが、無類のマジック好きで今回も是非マジックが見たいとのリクエストに料理そっちのけで・・・(冗談ですが)。店内は暗めの店内はとっても落ち着いた雰囲気です。壁はすべて鏡なのはオーナーの趣味??
お料理はご予算に合わせていくつか選べるよう(\6,825、\9,975、\12,600、\15,750)ですが、今回はワイン会仕様でお願いしました。(\12,000の内容)伝統的なフレンチの手法を取り入れながら、芸術性のある美しい一品一品。見た目も綺麗ですが味もいけます。今風の創作フレンチで
種類が多い様式に路線変更したようです。前任のシェフは伝統的なフレンチスタイルでした。全体としては、かなり軽やかになった印象。そして、きちんとメリハリが効いた味付けとメニュー構成やデコレーションの独創性がなんともユニーク。オーナーソムリエ春藤さんも、新シェフも、気取らないとても気さくな方なので、行く前に色々相談してみるのも良いかもしれません。特に印象に残ったのは「ジャックと豆の木」と名付けられた一皿はホタテの仏名から取ったとのこと。お皿上の物は全て頂けますし、ホタテの火入れは絶妙にしてソースの塩加減がこれまた最高!この晩のスペシャリテ、ブルゴーニュからの子牛は、柔らかく噛めば噛むほどしっかりとミルクを感じる甘さを残す肉の味が出てきました。今回の持ち込みワインはテーマは「古酒」59年もののボルドーとブルゴーニュの飲み比べを実施しました。内容は下記の通り。いつもながら充実した時間を過ごすことが出来ました。多謝!!(ワイン代14,000円/1名)
Pierre Peters Cuvee Speciale Les Chetillons Blac de BlancsGrand Cru Brut 2002
Coleccion 125 Blanco 2006(Bodeqas Chivite)
スペイン・ナヴァーラ地方のシャルドネ100%はかなりめずらしい白ワイン。スペインのシャルドネ100%ワイン自体始めて飲んだが、バンラスよく芳醇でブルゴーニュの白ワインと比較してもほとんど変わらないおいしいワインでした。
Chateau Rauzan Gassies 1959:フランス ボルドー カベルネ・ソビニオン種62%、メルロ種30%、カベルネ・フラン種5%、プティ・ヴェルド種3%
Volnay1959(Louis dArmont):フランス ヴォルネイ ピノノワール100%
今回「世紀の当たり年」といわれている1959年もののボルドーとブルゴーニュを比較して飲もうとの企画。いわゆる古酒といわれているワインは記憶によると初体験であり、飲んだ感想も複雑でひとことで表現できなかったが、とにかく香りがすごくて暫くすると部屋全体が枯れたバラの香りで充満するような感じでした。
Cuvee dException Sautermes 2010(Dourthe):シャトーブィケムの若木のブドゥで作られた貴腐ワイン

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グルメの部屋(1477)浮橋 (うきはし)グランヴィア京都の和食で京都駅を見下ろせるロケーションにあるレストラン
懐石料理・鰻<夏の京都グルメシリーズ(6)>
住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル JR京都駅中央口 ホテルグランヴィア京都 M3F 075-342-5527
(評価)☆☆☆
(コメント)
京都の駅直結、ホテルグランビアの3階にあるせいか、東京への帰るときに必ずこのレストランで鰻ランチ\3800を食べるのが定着しています。今回も新幹線の乗車時間から逆算して14時に入店しました。すでにほぼ満員の状態でしたが、皆さん優雅に食事していました。ここは京都駅ホームを直接眼下に見下ろせるのが気に入っています。中は広く、いろんなスペースに区切られています。テーブルもイスもかなりゆったり、隣の席もとても遠いので気持ちいいです。鰻重セットに伏見のトロ梅酒\900を注文しましたが、この梅酒が絶品です。うな重セットは前菜に5種類の付き出しが出され味もどれも美味しく、このボリュームでこのお値段は結構満足です。肝心の鰻は関西独特の甘めのトロッとしたタレに分厚い鰻が乗っていますが、江戸前鰻と違いやや固めで骨が感じられるやや野性的な鰻でした。これに七味をたくさんかけて食べるのが好きです。口の中に入れるとトロッとしてかなり濃厚でなぜか祇園の夜のとばりに巻き込まれた感触を思い出させる味でした。(笑)客層も年配の方や着物の方など、かなり落ち着いた雰囲気のお店な
のでゆっくりお食事を楽しむお店です。時間には余裕をオススメします。

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グルメの部屋(1476)イノダコーヒ 本店 (INODA COFFEE)スケールの大きな老舗の珈琲館で朝食が充実した内容
喫茶店<夏の京都グルメシリーズ(5)>
住所:京都府京都市中京区堺町通三条下ル道祐町140 075-221-0507
(評価)☆☆☆☆
(コメント)
1940年創業、70年以上の歴史を有する、イノダコーヒ京都と言えばこちらは外せないですよね。本店は1947年8月開店だそうです。東京大丸にある「イノダコーヒー店」は会社が近いので、月1~2回程度はランチに使用させていただいているお気に入りの店。その本店に一度お伺いしてみようと思っていましたが、「行くなら今でしょ!」の合言葉に、週末の朝7時に訪問。訪問してビックリ!すでに80%程度は客がおり半分は女性のひとりブランチ。なんと贅沢な女性が多いのか?たぶん旅行者かも。もうひとつビックリしたのが、店の広さ!大丸京都店から徒歩5分程
度の距離で入口が木造の町屋風ですが、入ると奥に広大なスペースが広がっており、しかも天井が高いので開放感もある。中庭があり別館もある。今回は別館に通されました。とっても気品のある店内で高級感がある!まるでルネッサンス時代の豪華さがある。珈琲店は関西にも神戸のニシムラ珈琲。大阪の丸福珈琲があるが、残念ながらここのレベルには届かない。大きなテーブルをひとり占めすることが出来、周りを見回すと女性のひとり占めが多い。今回は京の朝食(開店~11:00am)セット、1200円(ジュース・サラダ・タマゴ・ハム・パン・コーヒーまたは紅茶)。ハ ムは茅ヶ崎の「ハム工房ジロー」のボンレスハム使用だそうです。どこでも同じですが、ア ラビアの真珠(ホット珈琲)は、モカコーヒーをベースに、香り、コク、酸味を絶妙なバランスに仕上げた、ヨーロピアンタイプの深焙りブレンド。創業時から ホット珈琲は、このブレンドだそうです。会話に夢中になったお客さんの珈琲が冷め、砂糖とミルクがうまく混ざらなかった事がきっかけとなって、砂糖とミルクを入れた状態での提供が始められたと聞きました。珈琲は砂糖とミルク入りがデフォルト。確かにそれがとても合う深焙りです。約1時間ゆつくり寛ぎさせていただきました。帰りにここのモカブレンドをお土産として購入しました。残念ながらこの店のようなスケールの大きな喫茶店は東京では思い当たりませんでした。あったら教えてください。日参しますので・・・

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グルメの部屋(1475)プチレストラン ないとう 京都ではピカ一のおいしい洋食屋さんでお薦めはビーフカツレツ
洋食 <夏の京都グルメシリーズ(4)>
住所:京都府京都市中京区柳馬場通夷川上ル西側 075-211-3900
(評価)☆☆☆☆
(コメント)
京都にはかなりおいしい洋食屋さんが揃っています。『グリルフレンチ』 『洋食みしな』さんなど・・。以前雑誌でこの店を知ってランチにお邪魔してここの洋食のとりこになり、今回ディナーにふらっと訪問してみました。ディナーはおまかせコースーのみでした。
場所は京都の御所南にある、趣のある町屋をかいそうされた素晴らしいロケーション。小道を入り、奥に現れるお店の容姿は懐かしい感じ。いかにも京都の風情が感じられ玄関は打ち水がされていました。お店に入ると、とても立派な白木のカウンターがどーっんと迎えてくれます。オープンキッチンでは、ちょっと怖そうな大将が、信じられない速さでてきぱきと料理されていて気持ちが良い!店内の隅々まで行き届いた清掃で清々しく、それでいて堅苦しくない優しい雰囲気。カウンターでご主人と話しながら料理を待ちます。内容は、
・季節の付き出し二皿とパン:トーモロコシのジュレがおいしかったです。パンも温かくとてもおいしかったです。
・生鮮のオードブルは「はもとイカのカルパッチョ」で特にはもが食べたかったので、ピッタリのチョイス。とてもこしがあって生命感溢れる一品で元気が回復してきました。
・冷たいポタージュ これも胃にやさしくおいしかったです。
・メインの洋食はチョイスするのですが、前回のランチでもここの「ビーフカツ」がおいしかったので、改めてお願いしました。
・最後のご飯ものはほぼ満腹でしたが、カツカレーの小皿とのことでお願いしました。
ビールと梅酒をお願いして、\13,000/一名でしたが大変満足のディナーでした。洋食といってもこれだけ豊富な食材が出てくるのであればむしろ創作料理のレベルです。趣向を凝らした季節感をちゃんと押さえた、一品一品が力作でメインはもちろん洋食屋さんですから、「とんかつ」とか「ハンバーグ」もいただける貴重なレストランです。京都に来るとつい和食に走る傾向がありますが、京都の洋食屋さんはあなどれないレベルでどっちにするか選択が難しくなりました。

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グルメの部屋(1474)祇園カトレア パワースポットの御神水で作られる伝説のアイスコーヒー
喫茶店<夏の京都グルメシリーズ(3)>
住所:京都府京都市東山区祇園町北側284 075-708-8670
(評価)☆☆1/2☆
(コメント)
京都祇園。その中心、八坂神社の目と鼻の先にカトレヤという喫茶店がある。創業なんと70年。その前もブランクを挟んで店をやっていたというから、さすが古都と言うほか無い。この喫茶店には井戸があるそうで、八坂神社 の御神水が湧いているという。その井戸ではないがポンプで地下水を組み上げて自前で濾過し、コーヒーやお冷に使っているそうだ。したがってここの水で作られたアイスコーヒーはかなりのパワーを持っている(隠れたパワースポット)との噂を聞いて早速訪問してみました。店内は普通の喫茶店で控えめな照明の下、アンティークに囲まれて数名の客がそれぞれの時間を堪能している。客席は2~4人掛けのテーブルが6卓ほど と、10人掛けの大きなテーブルが奥に一つ。スタッフは若い男女1名ずつ。手前から二つ目のテーブルへと促され、腰掛けてメニューを受け取る。建物は70年ですけど、例えば奥にあるステンドグラスは明治初期の品のようです。ここの噂のアイスコーヒー\500は浅草で飲むアイスコーヒーによく味が似ていて、なぜか心が洗われるようで、夜の祇園の世界にどっぷり浸かった後に、現実の世界に引き戻してくれる魔法の飲み物でした。ただレジでお勘定しようと立ったらどこから現れたか、涼令な美人の店員に気がついてなぜかドキッとしてしまいました。(笑!)

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