グルメの部屋(1899)湯島 くろぎ 季節感溢れる料理に出会うことができる料理の鉄人の日本料理店 <再掲載 2015年度分>
和食懐石
住所: 東京都文京区湯島3-35-1 03-5846-3510 *2020/11月現在 大門に移転
(評価)☆☆☆☆
(*評価基準:☆5=毎週行きたい/ ☆4=月1回は行きたい/ ☆3=年一回程度/ ☆2=もう行かなくても/ ☆1=絶対行きたくない)
*評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています。
*ヤフーブログから昨年移行したのでコロナでグルメが出来ないので、過去のお薦めの店を再掲載させていただきました。
(コメント)
年一度この店でのワインとのマリアージュ会で久しぶりに○○ジャンキーの仲間6名との楽しい会食に参加しました。相変わらず湯島駅下車してから交差点のどこのブロックか迷ってしまい、またまたお店に電話してしまいました。何度行っても学習効果がないのが・・・でも次回は大門に移転するようですのでこの心配は解消しそうです。
今回の内容は下記の通り
♦胡麻豆腐と蕗の薹 ♦八寸(なまこ・えびも・たたみいわし・アボカドと菜の花・やりいか・稲荷寿司その他) ♦海老しんじょうのお浸し ♦揚げた海老芋と白子味噌 ♦香箱蟹 ♦寒ブリ ♦刺身盛り合わせ ♦宮崎牛(熟成) ♦青ダイスご飯 ♦鯛出汁味噌汁 香の物 ♦葛切り 黒蜜 ♦水出しコーヒー
冬の時期ならではの「香箱蟹」と「八寸」は「くろぎ」さんの素晴らしい出来映えで極楽の極みです。今夜はかなり冷え込んでいますが、食べ進むにつれて身体が温まってくるのを実感できる内容です。相変わらずどのお料理も手がこんでいて美味しいですが、この日の料理は以前のような感動するレベルではなかったのが残念です。今回は和食なので3種類のシャンパーニュとともにいただきましたが、これがまさにバッチリの組み合わせでした。
この時期ならではの期待した「ふぐ料理」が出なかったのは残念。入った時いつもはカウンターに季節の食材がいっぱいに盛り上がって陳列されているのですが、今回はほとんど何もなかったのが気になっていましたがその不安が的中。もともとその日の仕入次第でメニューがわからない欠点が出たようで今日ははずれの日のようでした。毎年お値段もアップされたようで、庶民にはちょっと遠い存在になってしまった感は否めないですが、季節感溢れる料理に出会うことができるのも日本料理店を訪問した際の醍醐味です。相変わらず黒木さんはメディア受けする甘いマスクと天性ともいえる料理の才能、そしてすべての客を心地よい気分にさせるサービス精神いっぱいの楽しいトークは健在のようでした。今度はいつ伺うことができるかわからないが、ごちそうさまでした。ワイン込みでひとり\30,000の贅沢でした。
*この日のワインリスト
1)Jean Vesselle Extra Brut NV
2)Cuvee William Deutz 1999
3)Roederer Estate, Quartet, Anderson Valley Brut Rose,NV