グルメ三昧

ミシュランレストランを中心に食べ歩きを趣味として個人的な評価を記載したブログを作成しました。特に新しいミシュランになった店や話題の店を訪問しています。参考にしていただければ幸いです。

2021年06月

グルメの部屋(3862)NARISAWA ナリサワ  最新「アジアのベストレストラン50」2021年版で9位を受賞したフュージョンレストラン

イノベーティブ・フュージョン < 2021年ミシュランガイド東京☆☆ ⑤ >

住所: 東京都港区南青山2-6-15  03-5785-0799

(評価)☆☆☆☆1/2 / 4.7

(*評価基準:5=毎週行きたい/ 4=1回は行きたい/ 3=年一回程度/ 2=もう行かなくても/ 1=絶対行きたくない)
*評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています

(コメント)

おしゃれな街南青山に店を構える完全予約制の「NARISAWA」、コロナがやや収まりかけたこの時期がチャンスと久しぶりに予約、再訪致しました。この店は世界的に有名でThe Tabelog Award 2021 2020 2017 Silver 2019 2018 Bronze 受賞店です。ミシュランは長年☆2を維持しています。場所は大江戸線、半蔵門線青山一丁目駅から歩いて2分程と駅近のお店です。ショールームの建物を通り抜けると白い独特の建物が出迎えてくれます。店内は、白とブラウンを基調としたおしゃれな空間です。この店の特徴は独特のストーリーを持った里山料理が味わえる店で最初に添えてある水を飲むことで里山に入る・・・もしくは里山料理が始まるのを脳内にインプットされる仕組みで自然を大切にすることがテーマになっています。そのせいか最初から苔とか植物に覆われた食材が登場します。店内は総席数25席の小型劇場型店舗。厨房に5名、ホールに4名の充実のフォーメーションで切り盛りしていました。コロナの時期なので客もいつもは外国人が多数占領していましたが今は閑散として全盛期を知っているものとしては寂しい限りです。今回オーダーしたのは Half course collection Lunch 22000円」。内容は次の通りです。
引盃からスタートです。日本酒は新米を使った富山県「一号しぼり」
佐賀・自然薯 福岡・カラスミ/ ホクホクに温められて供されるスターターでカラスミの深い旨味がすばらしいです。
定番の森のパン2010・苔 は白神山地で取れる天然酵母を使い各テーブルで最後の発酵を行う当店のスペシャリテでブラックオリーブを使ったバターが生涯ベストクラスの逸品!パフォーマンスを伴った美味しさがこの店ならではです。
神奈川 稚鮎 キャビアがアクセント
静岡 黒ムツ・茨城 レンコン 肉厚でフレッシュな黒ムツとレンコンの焼き物のハーモニー

愛知 ハモ・北海道ウニ 北海道産ウニがこぼれるように乗った贅沢な一品

神奈川 赤座海老 大き目な海老とグリーンキャビアのハーモニー

愛知 ウナギ・宮崎 マンゴー  絶妙に火入れされた天然鰻と熟成されたマンゴー

兵庫 神戸ビーフと北海道 ホワイトアスパラガス

ペルー アマゾンカカオ

福岡・八女茶 富山 最中 当店の不動のクローザー万華鏡のような美味しさじゃ
カフェラテ クリームを際立たせたラテが大振りの器で

料理はどれも美味しく、演出も素晴らしいものでした。まさにエンターテイメントですね!料理はどれもグランメゾンのそれとは思えない火入れと完成度。繊細で美味しい。どちらかというと和食の色彩の濃い和懐石料理といった料理で、二三年前に訪問したときより和のテーストが多くなっているように感じました。もちろん食材も素晴らしくこの席数でこのクォリティーは素晴らしいの一言。ここでした味わえない森のパンは以前はお代わり出来ませんでしたが、今回はお代わりOKでした。宮崎の鰻も良かったですが、特にメインの神戸牛のクオリティは素晴らしく肉食系同伴者はコロナ自粛で久し振りに極上の牛を食べたと感激していました。全国の旬な食材を少しづつ味わえるのがこの店のいい点のひとつです。外国人に評価が高いのはこの辺だと思います。ドリンク一杯込みでひとり25,000円は極めてリーズナブルだと思います。その他印象的だったのはコロナで少なくなったホールスタッフの過不足のないプロのサービスと室内のライティングが絶妙で料理が映えることです。食後成沢店主の丁寧なごあいさつ とお見送りが...ご馳走さまでした!早くコロナが終息していつもの華やかさが戻ってくれる日にまた訪問してみます。御馳走様でした。

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グルメの部屋(3861)オ・プレチェネッラ  横浜北幸地区で有名なイタリアンの店でコース料理がお薦めの店

イタリアン

住所: 神奈川県横浜市西区北幸2-13-1  045-314-1050

(評価)☆☆☆

(*評価基準:5=毎週行きたい/ 4=1回は行きたい/ 3=年一回程度/ 2=もう行かなくても/ 1=絶対行きたくない)
*評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています

(コメント)

横浜駅の西口から、徒歩で10分ほど。運河である幸川沿いにそって歩いていると端に“TRATTORIA ”の看板が目立つオシヤレな一軒家があります。以前から気になっていた店で横浜野田岩に行ったとき機会あればと思っていました。店名のプレチェネッラとはナポリの道化師のことだそうです。店内に入りますと、コロナ対策が風通し良い空間でまるでイタリアのような壁が明るい雰囲気を出しています。これはとても横浜とは思えない落ち着いた雰囲気で、ゆっくり食事したいわたしにうってつけ最適なお店です。ランチコースは3,500円のみでこれにフランチャコルタのスパークリング(1,000)を注文しました。ランチコースは、前菜の盛合せ、パスタ2種類(6種類から選択)、メイン料理(肉・魚から選択)、デザート、カフェ。
まずは前菜の盛合せ。にんじんのポタージュや、豚肉のにこごりなど4種類のおいしい前菜。
どれも繊細で、美味しくてあっという間にペロリ。久しぶりのワインに美味しく頂きましたが直ぐに酔いが回りました。二種類のパスタはカラスミとミズダコのペペロンチーノ、そして鴨肉の煮込みをチョイス。しっかりした味付けでした。メインは豚肉のローストで、お野菜のグリルと一緒にとってもおいしくいただけました。デザートはゆずジェラート。この地区は横浜でもレストランの激戦区ですが19年以上頑張っているにはそれなりのクオリティがありました。

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グルメの部屋(3860)ピエール マルコリーニ 銀座店    今年、ピエールマルコリーニは日本進出20周年チョコレートパフェが美味しい店

カフェ

住所: 東京都中央区銀座5-5-8 F・3F  03-5537-0015

(評価)☆☆☆

(*評価基準:5=毎週行きたい/ 4=1回は行きたい/ 3=年一回程度/ 2=もう行かなくても/ 1=絶対行きたくない)
*評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています

(コメント)

ランチの後食後のデザートを食べに対面にあるこの店を訪問しました。この店は今年、ピエールマルコリーニは日本進出20周年ですが、2015年に銀座店をリニューアルオープンしたときに、メニューに加わった、カレーライスもありました。平日昼過ぎに行ってみると、3階席は1席空いていてそこに案内されました。私は季節のパフェ・メロンパフェ(1,500)同伴者はチョコレートパフェ(2,100)を注文しました。ここの名物のチョコレートパフェは、チョコレートタブレット、チョコレートアイスクリーム、チョコレートムース、生クリーム、バナナ、チョコレートソース、バニラアイスクリームの組合せです。上にのったチョコレートタブレットは、キャラメル ミエル です。キャラメルのほのかな風味とショコラの味わいがいいです。美味しそうに同伴者は食べていました。やっぱり、ピエールさんのチョコレートパフェは美味しくて、銀座最強パフェです。ただフルーッパフェフルーッ感が今一つでこの近くの千疋屋がお薦めです。

機会あったらここのカレーも食べてみたいですが、この店は男ひとりでは入るのにかなり勇気がいります。笑

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グルメの部屋(3859)銀座 寿こう (ジュコウ) 今年新たにミシュラン☆を獲得した名物「焼き胡麻豆腐」の美味しい割烹料理店

和食・懐石 < 2021年ミシュランガイド東京☆ ④ >

住所: 東京都中央区銀座5-6-13 西五番街ビル 6F  050-5596-1047

(評価)☆☆☆1/2 / 3.8

(*評価基準:5=毎週行きたい/ 4=1回は行きたい/ 3=年一回程度/ 2=もう行かなくても/ 1=絶対行きたくない)
*評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています

(コメント)

コロナがやや収まりつつある日の昼、久しぶりにグルメ仲間と銀座の今年ミシュラン☆を取得した和食懐石の店を予約訪問しました。完全予約制なので安心して訪問しましたがカウンターに我々だけでゆっくり食事とることが出来ました。お店は銀座4丁目交差点からも近く、対面にはチョコレートで有名なピエールマルコニーがある、非常にいい立地。店主は 都内の日本料理屋を経て、六本木『グランドハイアット東京』、『銀座うち山』、汐留『コンラッド東京』などで修業。その後『銀座 座屋(いざりや)』で料理長を務めたのち独立。と言う経歴の持ち主です。という事は土佐料理なのかなと思って店主にお聞きしましたが特にこだわっていないとのこと。エレベータで6階へ。エレベータのドアが開くと、女性がお出迎え。美しい店内でカウンターに座るが、妙に落ち着く。お酒は禁止なので・・・驚いたことにグラスが有田焼の陶器。今回 頂いたのは、ランチの 11,000円コース(税抜)

♦先付 「梅と空豆」
♦名物「焼き胡麻豆腐」
♦向付 「クエと聖護院株の煮物」
♦お椀 「白身の真薯」
♦焼き物 「鮎の塩焼き」
♦食事 「海老とトウモロコシの炊き合わせご飯」

♦甘味 「マンゴプリンとアイス」
名物の「焼き胡麻豆ふ」は熱した陶板の上に、40分かけて火を入れた胡麻豆ふを置き、醤油を一回し。周りがカリッ 中がトロトロ&ふるふる&熱々でした。「クエと聖護院株の煮物」は30日間寝かせたという高級魚クエの上品な白身に見事な食感のカブ。これに極太の牛蒡や九条ネギに山椒の実を美しい出汁とともに味わいます。なんかコレも食べたことない組み合わせなので、いろいろ味の変化を自分で工夫しながら食べられるのが面白い。食事中店主と色々お話ししながらの楽しい会食で顔は強面ですが結構ユーモアもありました。ただ全体的にこれはと思える印象的な一皿はなかったのが残念でした。個人的には3月に訪問した「分けとく山」と比較すると「分とく山」の方が好みでした。アイス宇治茶を入れてひとり13,000円でした。炊き込みご飯は海老とトウモロコシの組合せが良くて一番美味しかったです。やはりこの時期はトウモロコシが美味しいですね。炊きたての新米は、高知県産にこまるとのことでした

ちなみにお昼は現金決済のみなので要注意。次回は季節を変えてお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。

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グルメの部屋(3858)カフェパウリスタ   ”銀ブラ”の原点になったといわれている銀座の老舗カフェの森のコーヒーが名物

カフェ

住所: 東京都中央区銀座8-9-16 長崎センタービル 1F  03-3572-6160

(評価)☆☆☆

(*評価基準:5=毎週行きたい/ 4=1回は行きたい/ 3=年一回程度/ 2=もう行かなくても/ 1=絶対行きたくない)
*評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています

(コメント)

コロナでなかなか銀座に来なかったが久しぶりに銀ブラに立ち寄った。 ”銀ブラ”の原点といえば『カフェーパウリスタ』。一説によると「「銀ブラ」という言葉は、慶応義塾大学の学生が流行らせたもので“慶応のキャンパスから、銀座のカフェーパウリスタまで歩き、ブラジルコーヒーを飲みながら会話をすること”とする説があります。」学生時代から必ずこちらに立ち寄りました。1911(明治44)創業で店内は高い天井。シャンデリア。壁面のブラジル風のレリーフ……。ジャズ・ピアノが流れてくる。またジョンとヨーコが来店した時にサインしたコーヒーカップとソーサーの写真が飾ってあった。注文はこの店の代表の森のコーヒー(500)、なみなみとつがれたコーヒーは少し酸味があってコクもある。今回は注文しなかったがここのコーヒーのセットにしたケーキも美味しいです。隣の女性は美味しそうにほうばっていました。このコロナの中、スタバなど欧米スタイルのカフェ全盛の時代だからこそ、席の間隔が広い贅沢なスペースで静かな時を過ごせる喫茶店は貴重な存在…です。
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グルメの部屋(3857)横浜 ル グラン Le Grand1927年に開業した横浜の名門ホテル『ホテルニューグランド』で長く愛される西洋料理を味わえる店

洋食

住所: 神奈川県横浜市西区南幸1-6-31 横浜タカシマヤ 8F 045-311-5111

(評価)☆☆☆1/2

(*評価基準:5=毎週行きたい/ 4=1回は行きたい/ 3=年一回程度/ 2=もう行かなくても/ 1=絶対行きたくない)
*評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています

(コメント)

横浜高島屋8Fのレストラン街でランチすることになり、久しぶりに元祖ナポリタンが食べたくなり訪問しました。こちらの母体は1927年に開業した横浜の名門ホテル『ホテルニューグランド』で、その中で長く愛される西洋料理をここ横浜で最も老舗百貨店の高島屋でも味わえるようにと出店されている。外観からして高島屋内の店舗の中ではシックで重厚感のある佇まいで、流石は横浜の老舗ホテルの出店である。店内はコロナ時期で空いていて4人用テーブルに着席。店内は木の温もりとアイボリーのクロスが何とも居心地の良い空間です。この店はナポリタンやドリアやプリンアラモード発祥ですが今回はこの中でふたつをセットになった2,900円コースをお願いしました。シーフードドリアとナポリタンでひさしぶりにシーフードドリアを味わいました。小皿でしたがシーフード量が半場なく多いのだ。小海老がブリプリしていて絶品、えびが2種類、イカにホタテと豪勢。ナポリタンはいつものように濃厚で美味しかったです。サラダはさっぱりと正統派な感じのフレンチドレッシング。スープはゴボウのポタージュでゴボウの香りがとてもよくまろやかで美味しい。どの料理も、斬新さはないのですが、伝統を守って基本をとことん丁寧に大切に作られたような感じが伝わります。幸せな気持ちになれる洋食です。デザートも安心できる美味しさでした。
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グルメの部屋(3856)横濱カフェ壹番館 タカシマヤフードメゾン新横浜店   シフォンケーキが美味しいゆったりしたスペースのカフェ

カフェ

住所神奈川県横浜市港北区新横浜2-100-45 キュービックプラザ新横浜 4F タカシマヤフードメゾン新横浜店内 045-311-6111

(評価)☆☆1/2

(*評価基準:5=毎週行きたい/ 4=1回は行きたい/ 3=年一回程度/ 2=もう行かなくても/ 1=絶対行きたくない)
*評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています

(コメント)

ランチ後に一休みに立ち寄りました。横浜高島屋4F婦人服売り場の奥にあるので比較的わかりにくいせいか人が少なかったので入店してみました。店内は素敵なカップが並んでいて老舗喫茶店の雰囲気と気軽なカフェの雰囲気の両方をあわせ持った店内ながら、敷居はそこまで高くなく居心地がいいです。最近シフォンケーキに凝っていたので紅茶のシフォンケーキセット(1,200)で紅茶をお願いしました。出てきたシフォンケーキはかなり大きめでランチの後でしたのでやっと食べきれました。カップは大倉陶苑のカップを使っているそうで、そのカップが
とても素敵なのはポイント高いです。綺麗な空気の空間で美味しいケーキをいただけるなかなか雰囲気のいいお店でした。コスパ的には手放しで褒められるレベルではありませんが、時間調整が中心ユースと思われる3階のカジュアルカフェとは差別化されており、千疋屋パーラーとの相乗効果もあるのかもしれません。

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グルメの部屋(3107)広尾はしづめ     今年ミシュラン☆を新たに獲得した老舗製麺所が母体の期待のチャイニーズ  <2018年掲載済>

中華料理 < 2018年ミシュランガイド東京☆ (21) > 

住所: 東京都港区南麻布5-16-10 カルチェブラン広尾 2F  03-6277-2183

(評価)☆☆☆☆

(*評価基準:5=毎週行きたい/ 4=1回は行きたい/ 3=年一回程度/ 2=もう行かなくても/ 1=絶対行きたくない)

*評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています

*ヤフーブログから2019年移行したのでコロナでグルメが出来ないので、過去のお薦めの店を再掲載させていただきました。

(コメント)

以前から気になっていたチャイニーズで今年ミシュラン☆を新たに獲得した店を訪問しました。

昨年はしづめ青山店でワイン会を実施しましたが青山店は山小屋風の店ですがここは小料理屋の雰囲気があるこじんまりした店で今回はカウンターに着席しました。ここは老舗製麺所『橋爪製麺』が営む中華料理で美味しい中華とワインを楽しめると評判のお店、特に老舗製麺所のプレミアム麺を使った麺料理が美味とのことでワイン好きの広尾に住んでいる同伴者と訪問しました。場所は広尾駅から徒歩3分の裏通り、ワインショップエノテカの向いくらいです。同伴者の住まいから3分の所だそうです。店内はカウンター6席に、テーブル席4×2のこじんまりとしたお店かと思ったら、奥に6人は入れる個室もありましたカジュアルですが、暗めの照明で雰囲気あります。今回は7500円のコースにワインのベアリングをお願いしてひとり15,000円でした。アラカルトも豊富のようです。お通しの菊芋・よだれ鶏でスタート。一般的なよだれ鶏より、マイルドな辛さ。鶏肉がしっとり柔らかで美味しい。前菜からムール貝の蒸し物、ぷっくり、ムール貝、シンプルなお味。豚肉と卵の炒め物・アオリイカのチリソース炒め・いずれもシンプルで軽い味で胃に負担が少なそうです。ワインはシャンパンからスタートで白二種類と赤のピノ二杯と種類も豊富で中華にピッタリです。そしてメインの麺は四種類から選べてピリ辛のつけ麺風の食べ方でシンプルなつけ麺ですが美味しかったです。美味しい中華満喫しました。四川系のお料理も多いですが、辛さがマイルドで日本的なほっこりする中華、一皿の量も多くないので、少人数でもいろいろな種類を楽しめるのもいいですね。そして麺がやっぱり美味しいです。
またここのマダムが個性ある方で広尾の色々なグルメ情報を持っているので勉強になります。同伴者は近いのでこれからランチにちょくちょく訪問するようです。夜はワインと楽しんだり、ランチにしっかり麺もいいですね。いい店を見つけました。

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グルメの部屋(3100)ハインツ・ベック     ガストロノミー界の頂点に立つイタリアの3ツ星シェフ、ハインツ・ベックが初めて出店した東京の店<2018年掲載済>

イタリアン < 2018年ミシュランガイド東京☆ ⑳ >

住所: 東京都千代田区丸の内1-1-3 日本生命丸の内ガーデンタワー1FM2F 050-5594-8475

(評価)☆☆☆☆

(*評価基準:5=毎週行きたい/ 4=1回は行きたい/ 3=年一回程度/ 2=もう行かなくても/ 1=絶対行きたくない)

*評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています

*ヤフーブログから2019年移行したのでコロナでグルメが出来ないので、過去のお薦めの店を再掲載させていただきました。

(コメント)

ガストロノミー界の頂点に立つイタリアの3ツ星シェフ、ハインツ・ベックが初めて自らの名を店名としたファインダイニングで国際的に活躍する建築家植木莞爾氏のデザインによる優美な空間で、世界のグルメから愛されるローマの3ツ星「ラ・ペルゴラ」のメニュー、さらには新たに日本のお客様に向け創造した、シェフ ハインツ・ベックならではの伝統と革新が融合したイノべーティブ料理を提供するレストランとのことで訪問してみました。ここはミシュランガイド東京2018 1つ星を獲得しました。場所は丸の内パレスホテルの横に併設されているビルの1階がトラットリア、2階がリストランテで、こちらのお店です。内装は白を基調としたエレガントな雰囲気。サービスをしてくれる人はフランス人でした。お願いしたコースはスパークリングとワイン一杯付いてひとり一万円のコースです。まずイタリアの大好きなスパークリングワインFERRARIのプロセッコで乾杯。これに合うスナックもいい感じ。 
アミューズは卵黄で人参を模したものにチーズのソース。見た目もかわいく、卵黄が不思議な感じ。 次に緑のスープと軽くフライしたオニオンの一口前菜。優しい味に体も温まります。 
前菜は二種類登場しました。その後この店のスベシャリテのペルゴラのシグニチャーディッシュ、カルボナーラです。ラビオリの中にカルボナーラソースが入っていて、すごく不思議な食感。 トリュフを削ってもらうと香りも最高です。口の中でフワッと溶け落ちるような薄さのラビオリ生地にソースが入って絶品でした。 
メインはフランス産仔牛で火入りが絶妙でとても美味しかったです。デザートはチーズのアイスとチョコレート。一緒に食べるととても合います。 食後のコーヒーも含めてとても落ち着けて良かったです。 ロケーションも含め接待にも女子会にもデートにもあう店です。料理はどこか六本木の「ジャンジョルジュ」に近いイノべーティブ料理ですが最近この種のレストランが多いせいか特に通いたくなるレベルではありませんでした。舌の肥えた人をお連れするには今一つかもしれません。

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グルメの部屋(3096)ナベノイズム    ジョエルロブションから独立し浅草の地域文化と、フランス料理の繊細な味わいを調和させた料理を味わえる店<2018年掲載済>

フレンチ < 2018年ミシュランガイド東京☆ ⑳ >

住所: 東京都台東区駒形2-1-17  03-5246-4056

(評価)☆☆☆☆

(*評価基準:5=毎週行きたい/ 4=1回は行きたい/ 3=年一回程度/ 2=もう行かなくても/ 1=絶対行きたくない)

*評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています

*ヤフーブログから2019年移行したのでコロナでグルメが出来ないので、過去のお薦めの店を再掲載させていただきました。

(コメント)

伝統と歴史の街・浅草駒形、穏やかに流れる隅田川のほとりに2016年の七夕にオープンした期待のレストランで二度目の訪問です。渡辺雄一郎氏はジョエルロブションから独立し独特な進化を続ける浅草の地域文化と、フランス料理の繊細な味わいを優しく調和させた、新たな一皿を提案している店です。場所は歴史を感じさせる駒形の街並みの真ん中にあり鰻の名店「前川」の先にある一軒家のビルです。店内は大きな窓が印象的で隅田川に面したロケーションで今や東京のシンボルとなった「スカイツリー」が目の前に見える素晴らしい眺望です。テラス席もあり一見、京都の船床レストランに来た錯覚になりそうなレストランです。今回10,000円のおまかせコースを注文しました。”雷おこし”や”最中”といったご当地感溢れる素材を多彩に取り入れた「ガスパチョ」や、両国江戸蕎麦『ほそ川』の蕎麦粉を、ソース・エミュリュッショネの技法で炊き上げた「そばがき」など、日本人の舌に馴染み深い食材を、新たな姿に進化させた珠玉の逸品が揃います。またここの器も独特で素晴らしいです。内容は

♦プロヴァンス風ガスパチョ カフェフランセ仕立て ぺルノー酒の香るオレンジとフヌイユのエキューム
♦浅草老舗とのコラボスナックとアントナン風グリーンオリーヴのマリネ
両国江戸蕎麦ほそ川の蕎麦粉をソースエミュルッショネの技法で炊き上げたそばがき、
奥井海生堂蔵囲2年昆布ジュレと塩ウニ、ウォッカクリーム、山葵のコンビネゾン

♦江戸伝統野菜とフランス伝統食材の融合、
フランス ランド産ホワイトアスパラガス、江戸伝統野菜立川うどのマリアージュ
春の貝類たちのパナッシェ、完熟金柑とミモレットをあしらい、
蕗の薹の香るタプナードソース

♦富山県直送ホタルイカと旬の山菜(こごみ、タラの芽、行者にんにく)、
アーティチョークのココット仕立て ア・ラ・セトワーズ
♦イカ墨のスポンジパンとサフランの香る太心堂リ・スフレを添え
バジルをのせたソースアイオリで優しくかき混ぜて
♦国産牛フィレ肉をV.C.C.調理 +\2,000
グリーンアスパラガスの素揚げとインカの目覚めのぺ・ド・ノンヌ
レトワールサヴァニャン風味のクレム・ド・コンテで絡めたフレッシュモリーユをのせ、
グリーンアスパラガスセッシュとモリーユ軸のコンソメアンフュージョンを注いで

ソルべシャンパーニュ グレープフルーツ風味 ヨーグルトのメレンゲとフランボワーズのアンサンブル,木の芽の香りとパチパチ弾けるシュクルぺティアンをしのばせて

♦完熟デコポンのシブースト
しっかりと焼き込んだパイと瑞々しいデコポン
♦酸味の利いたシャルトリューズのソルべと共に

♦日本堤 バッハコーヒーと駒形をイメージした小菓子

同伴者は飴で作られたゴージャスな薔薇が美しいプレートに感激していました。一皿一皿に大変凝った組み合わせと手間がかかった料理にも大感激したようでした。今回ワインはペアリングをお願いしましたが、赤ワインはなんと一週間前に訪問したナパのワイナリーの「Etudo」が出てきたのには偶然過ぎてビックリ。おかげでソムリエの角さんと詳しい会話を楽しむことが出来ました。食事が終わると渡辺さんが席に来てくださり色々話が出来ました。従業員さんの対応も素晴らしくさすがミシュランの店だと思いました。ごちそうさまでした。

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