グルメ三昧

ミシュランレストランを中心に食べ歩きを趣味として個人的な評価を記載したブログを作成しました。特に新しいミシュランになった店や話題の店を訪問しています。参考にしていただければ幸いです。

2021年10月

グルメの部屋(3908)銀座 和蘭豆(ギンザランズ)  1969年創業半世紀を超える銀座のオアシス的なコーヒー店、ここのアイスドコーヒーが美味しい店

珈琲専門店

住所: 東京都中央区銀座7-3-13 03-3571-8266

(評価)☆☆☆

(*評価基準:5=毎週行きたい/ 4=1回は行きたい/ 3=年一回程度/ 2=もう行かなくても/ 1=絶対行きたくない)

*評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています

(コメント)

1969年創業。半世紀を超える銀座のオアシス的なコーヒー店、和蘭豆(ランズ)。夏場はここのアイスドコーヒーが美味しくて仕事で疲れたら、毎週通った時期もありましたがコロナの関係で久しぶりに訪問してみました。店名になっている和蘭豆(ランズ)とは和蘭(オランダ)の「豆」でという意味で、すなわち珈琲の豆を指しているそうです。コーヒーはオーダーを受けてからサイフォンで点てます。店内は狭いですが昔のコーヒー専門店の風景で懐かしさも感じる、これぞ昭和のコーヒー専門店で内装も木造りのインテリア。喫茶店の軽やかさとは一線を隠した格調高さが特徴的で、お店の人のサービスも凛々しく丁寧。ホッとします。夜はかっては銀座のクラブのスカウトの溜まり場のようで今でもタバコが吸える特定喫煙店で、タバコの煙の匂いがします。今回はモカゼリー(780)を注文。グラスに入ったなめらかなコーヒーゼリーの上にドーム型のアイスクリーム。生クリームがとろりとかかって、見た目が優雅で涼しくて、添えられたはちみつをかけて食べるというのがまた優雅。銀座のコーヒーゼリーはここがベストと思います。美味しかった。

DSC00560

DSC00561

DSC00562

DSC00563

グルメの部屋(3907)銀座 小十(ぎんざ こじゅう) 都内最高峰の和懐石の店で四季折々の食材を使い季節を料理で味わえる銀座の名店

和食・懐石 < 2021年ミシュランガイド東京☆☆ ⑬ >

住所: 東京都中央区銀座5-4-8 カリオカビル 4F  03-6215-9544

(評価)☆☆☆☆1/2☆ / 4.5

(*評価基準:5=毎週行きたい/ 4=1回は行きたい/ 3=年一回程度/ 2=もう行かなくても/ 1=絶対行きたくない)

*評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています

(コメント)

今年で開店18年目になるはずだが、2008年の10月、銀座八丁目にあった時代に一度訪問して以来、13年ぶりの訪問です。何度かチャレンジしましたが常連さんが多く予約が取れなかったのですが、コロナのこの時期にやっと予約が出来て楽しみいっぱいで今回ワイン女子と訪問しました。この店の姉妹店「奥田」は毎年訪問させていただいています。こちらは何年もミシュランで三つ星を取り続けるような有名なお店なのですが2015年にミシュラン☆☆に降格してからなかなか3つに戻らず、苦戦しているようです。パリやニューヨークにも出店している奥田氏ですが、ミシュランで二つ星に降格していた事もあって、以前の料理と違いがあるのか知りたくて訪問したのも、ひとつの理由ですが、今まで行った日本料理のお店の中では上位に入るおいしい料理でした。特に良かったのが出汁。濃いめというか、はっきりした味でありながらも上品に仕上がっています。最近は京都の日本料理店のような控えめでありながらも後からジワジワ美味しさが伝わってくるような出汁が好きでしたが、こちらのような出汁は最初からはっきりした主張あるもので個人的には大好きですね。また使っている器や料理の盛り付けも季節感を感じて素晴らしかったです。これは以前訪問したときにも感じました。サービスに関しも感じの良い女性の対応やボイントで奥田さんの食材の解説などよくわかる接客でした。店内は清潔感があって、どこを見てもキレイでした。

場所は線銀座駅徒歩2分、晴海通りから並木通りに入り、ワンブロックの終わり近くにある飲食店が多く入る銀座の一等地にあるビルの4階にあります。同ビルの地下には毎年訪問している「奥田」という小十の主人の名を打ったお店もあります。ちなみに「小十」という名は店主が愛好している唐津焼陶芸家西岡小十さんに由来するそうです。御主人は青柳で修業の後静岡で独立、そして銀座に移ってきて18年。玉砂利を敷いたエントランスで、非日常への入り口としてはよく出来ている。お店はカウンター6席とテーブル席とあるが、メインはカウンターとなるので、本当に小さなお店といえる。やや席間が窮屈な感じもするが、逆にこの小ささが心地よいので不思議。結論からいうと、料理は完璧の一言。どれも完成度の高い料理ばかりだった。意外性という意味ではないが、青柳のいいところをとりながら独自性もしっかりある。メニューは蒸しあわび、えびしんじょとマツタケのお椀、かますとマツタケの焼き物、天然うなぎ、など豪華な食材が揃う。特に印象的なのは辛口のたれの吉野の天然うなぎは、名残のうなぎだけあって身の厚いしっかりしたものだが、とにかく脂くささがなくさっぱりした味わい。かますの脂で焼いたマツタケも香りがよく最高の出来。鯛の造りもねっとりした舌触りで、香りのよいものだった。今回は昼21.600円、のおまかせコース(税込)の内容は下記の通り。
《この日の料理》
八寸
①秋刀魚の棒鮨 ②春菊と菊菜と椎茸のお浸し 松茸の細切り乗せ ③松茸フライ
④イクラと昆布締め鯛のおろし和え ⑤柿と巨峰の白和え(隠し味に白味噌や白ワイン入り)⑥渡蟹と若布の酢ジュレ掛け

♦カワハギと海老のサンドイッチ揚げ♦栗ときんきの林檎酢和え♦お椀 松茸とえびしんじょう♦アワビと五目煮♦天然鰻唐揚げ、牛蒡 ♦かますと松茸 ♦黒豚のスペアリブ ♦いくらの雑炊 ♦果物の餃子巻

今までに出会ったことのない、新しいチャレンジに満ちた献立でした。どれもひと工夫されていて、でも王道を外さない。コロナ禍で厳しい時だけに、ピンチをチャンスに変える奥田さんの料理人魂を感じます。以前訪問したときと同じ、お約束の豪華な日本料理になります。厳選素材を丁寧に、素晴らしい技法で頂けます。この日は秋の素材が多く、豊富な松茸とここのスペシャリテの肉厚で野性味にみちた鰻唐揚げが素晴らしかったです。すべてのお皿の周りには紅葉が散りばめられていて、四季折々の季節を感じられました。特筆すべきは、器でどれも素晴らしい器で頂けます。唯一9月限定の秋刀魚の炭火焼き定食が食べられなかったのが残念でした。これだけ鰻や松茸、鮑を頂いてワイン一杯いただいて、ひとり26,000円は、かなりコスパは良いと思います。豪華な誂えの中で上質な接客を受けつつ、最高級の食材を用いた料理を食べられるお店です. さすが小十という内容で値段相応の食事とサービスだったと思います. 味は好みよりちょっと甘めのものがありましたが、季節を変えてまた来ようと思います。.御馳走様でした。

DSC00566

DSC00569

DSC00570

DSC00571

DSC00572

DSC00579

DSC00582

DSC00584

グルメの部屋(3906)レストラン ラフィナージュ    銀座の老舗フレンチ銀座レカンの総料理長をされていた高良シェフが銀座に出した新鋭の店

フレンチ  < 2021年ミシュランガイド東京☆ ⑫ >

住所: 東京都中央区銀座5-9-16 GINZA-A-5 2F 050-5597-6471

(評価)☆☆☆☆ / 4.0

(*評価基準:5=毎週行きたい/ 4=1回は行きたい/ 3=年一回程度/ 2=もう行かなくても/ 1=絶対行きたくない)

*評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています

(コメント)

本日訪問した店はラフィナージュで銀座の新鋭のフランス料理店です。ラフィナージュとは「熟成」という意味らしい。オーナー シェフは、銀座の老舗フレンチ、銀座レカンの総料理長をされていた高良康之シェフが独立し、201810月にこちらのお店をオープンし2020年のミシュランで☆を獲得されてミシュラン二年目の店です。場所は銀座三越の対面の路地を入ったビルの二階にあります。入り口が狭く奥まっているので最初に訪問したときは分かりにくく電話してしまいました。今回は二度目なので直ぐにわかりました。週末のランチに伺いました。店内は女性好みの柔らかい内装。厨房が見えるカウンターもしっかりと幅があり、今回はカウンター席で厨房の様子を見ながら食事しました。お任せ8,800円をオーダーしました。

♦白ワイン アルザス  1800
♦アミューズ /グジエール・フォカッチャ・鹿肉のパテ
鹿肉パテがとても肉々しく、これからのお料理への期待が高まります。
♦アミューズ 2/ キャロットラペ。中央にオレンジのムース。人参のスープと上にはミモレットチーズ。人参の優しい甘さとオレンジの爽やかな味、そこにコクのあるチーズ。
まるでデザート☆
♦パンとエシレバター たっぷりなエシレバター!

前菜1:海水のジュレのカリフラワーのムースとズワイ蟹 / ズワイ蟹がタップリの嬉しい一皿

前菜2:本カマスのグリルとハーブサラダ カリカリの感触が楽しい一皿

お魚:北海道産クロソイのポワレと舞茸

サクサクに焼き上げたクロソイのポワレ、前菜2とやや被るのが残念だが美味しい

お肉:シャラン鴨のロースト 鴨らしい香りも上品にあり脂の部分は個別にしっかりと火入れしているので、ジューシーカリカリ。
デザート:ほうずきのグラフォティとバニラアイス

デザートとしては素晴らしい一皿でかなりのクオリティを感じた

プティフール
レモンのゼリー はちみつのフィナンシェ カカオのマカロン
紅茶
昨年に続き二度目の訪問でしたが前回も感じたことだが8,800円で前菜2皿魚・肉と続く料理の量はかなり多めで一皿少なく丁度良い感じ。ある意味CPは大変良いと思います。良く食べる同伴者はこれにフランスパンをおかわりしてエシレバターを食べまくっているようで見ていて気持ちよい食べっぷりである。料理自体はレカンの伝統と今はやりのモダンフレンチを上手に調和していて、美味しかったが特に印象に残った皿がなかった。この店のこれはというスペシャリテがほしいところである。ただデザートはさすが美味しかった。また毎週5kgの塊のエシレバターをフランスから空輸する拘りが嬉しい。今回はコロナのせいであまりワインは飲まなかったが、豊富なワインコレクションも有名なのでワイン愛好家には嬉しい店である。本日の客は12名でしたがこれだけの料理を二人のシェフでよどみなく作り続けるスピードには驚かされました。若い方が一生懸命お料理を作っている姿も印象的でした。客層は上品な客が多く落ち着いた大人の雰囲気でした。白ワインとスパークリングを注文してひとり11,000円でした。料理は全般的に、古典を基にしながら現代的に軽くした感じだ。食後にかなり丁寧に挨拶して下さったシェフの言葉を借りるなら「時代に合った重さ」とでも言えよう。またシェフの高良さんはとてもダンディでした。グランメゾン的なお店を想像していたのですが、カウンター席がメインの和食店のようなレカンと比較するとカジュアルな雰囲気の店です。

DSC00523

DSC00527


DSC00531

DSC00528

DSC00533

DSC00534

DSC00522

グルメの部屋(3905)銀座 月と花   東銀座にある大人のジャムパンとしてTVに取り上げられるパン屋

パン屋

住所: 東京都中央区銀座4-10-6 1F 03-6264-1300

(評価)☆☆☆

(*評価基準:5=毎週行きたい/ 4=1回は行きたい/ 3=年一回程度/ 2=もう行かなくても/ 1=絶対行きたくない)

*評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています

(コメント)

東銀座駅近くにある大人のジャムパン専門店で、ランチの後立ち寄りました。以前訪問したら長蛇の列で諦めたときがありましたが今日は誰もいないので直ぐに入れました。午後2時過ぎだったので商品の種類が三種類しか残っていませんでした。箱詰めで1,140円でした。沖縄マンゴーとブルーベリーと白糖でした。フルーツ柄の派手な箱を受け取ったら、持ち帰って実食です!
お味はこのパン、やっぱり焼いてから食べた方が美味しいですね。ジャムに変化が現れる訳ではなく、パンの食感が全く違うモノに変わります。モチモチのフランスパンが、焼くとサクサクの食感に変わります。噛むと焼いた部分がかなり細かく崩れていき、こんなに極端に水分量の変化のわかりやすいパンはそうはなく食感がとてもいいです

DSC00487

DSC00488

DSC00489

DSC00491

グルメの部屋(3904)トリコロール 本店   銀座の老舗の喫茶店のひとつで居心地の良さとコーヒーの美味しさでお薦めの店

喫茶店

住所: 東京都中央区銀座5-9-17  03-3571-1811

(評価)☆☆☆

(*評価基準:5=毎週行きたい/ 4=1回は行きたい/ 3=年一回程度/ 2=もう行かなくても/ 1=絶対行きたくない)

*評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています

(コメント)

銀座の老舗の喫茶店のひとつです。場所は銀座の中央通りから一本外れた路地裏にあります。
最寄り駅は東京メトロの銀座駅もしくは東銀座駅になります。外観は洋館でそこだけがヨーロッパの雰囲気のような佇まいでトリコロールカラーのフランス国旗が目印です。回転ドアが特徴ですが、コロナ時期で回転は止められていました。店内は1階と2階で飲食ができ非常に雰囲気があります。1階はカウンターとテーブル席になります。2階に上がる階段の途中にも写真や絵画が飾られています。小物なども置かれているので店内のどこをとっても絵になります。メニューはコーヒーの種類はそれほど多くはありませんがここのカフェオレ(1,060)が高いですが本格的にミルクとコーヒーを目の前で注いでくれます。その比率も指定できます。その他ここの名物はエクレアですが今回は頼みませんでしたが「アンティークブレンドコーヒーとエクレアのセット 1410円」です。歴史ある老舗としていつまでも銀座の象徴として頑張ってほしい店のひとつです。
DSC00452

DSC00453

DSC00454

DSC00455


グルメの部屋(3903)薪焼 銀座おのでら   「薪焼バスクチーズケーキ」で人気の珍しい薪焼料理で今年ミシュランを取得した創作料理の店

フレンチ、ステーキ、創作料理  < 2021年ミシュランガイド東京☆ ⑪ >

住所: 東京都中央区銀座5-14-14 サンリット銀座Ⅲ 9F  050-3628-1295

(評価)☆☆☆☆ / 4.1

(*評価基準:5=毎週行きたい/ 4=1回は行きたい/ 3=年一回程度/ 2=もう行かなくても/ 1=絶対行きたくない)

*評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています

(コメント)

ミシュランガイド東京2021で初めて1ツ星を獲得した店でこれは行かねばと肉食系女子を誘って訪問してみました。最近TVでここの「薪焼バスクチーズケーキ」が良くでていて、ホールで4,800円もする世界一高い?チーズケーキですがワンピース食べたくて訪問しました。シェフの寺田氏は「ティルプス」のシェフだった方です。その後、「傳」で和食の技術、「ワカヌイ」で炭火焼きの技術を習得後、2019年に「薪焼銀座おのでら」の料理長に就任されたという次第。場所は銀座5丁目、歌舞伎座近く、昭和通りの1本東側の通り沿い「サンリット銀座Ⅲ」の9階、鮨、天婦羅と系列店が色々入っているビルです。照明暗めの落ち着いた店内はカウンター8席に個室1部屋、カウンター席からは調理の全てが見える完全なオープンキッチン。一番奥では薪の炎が燃え続け、姿を変え続ける火を見ているだけでも心が落ち着きます。薪の炎を見ながら食べたいので、やはりカウンターが良いなと思いました。店に入ると本日は一組のみとのこと。そのせいかサービスは抜群でした。着席するとすぐに薪焼のとてもいい香り。高級感のあるカウンター8席は薪焼のライブ感を楽しむことができ、接待などのための個室も用意されているようです。お料理のベースはフレンチだが和の要素も組み込まれていて、そこに薪焼の火入れと香りが掛け合わさっている。薪焼をテーマに掲げているから薪焼にばかり目が行きがちだが、薪の強い香りに負けない旨味・香りを持つ食材を選び、それを引き出す料理に仕上げる寺田シェフの食材へのこだわりとセンス、高い技術があってこそ成立する手法だと感じました。どのお料理も薪火を使用しているが、ちゃんと食材が活きていて、薪焼の香りと同じくらい春の香りを感じることができた。本日は期間限定の・ランチコース ¥15,000をいただきました。内容はまずはワッフルメーカーで出来立てワッフル。アミューズにぴったりの面白い演出です。
海苔のワッフル、オシェトラキャビア/ 贅沢にも中心部のみ使用。上にはキャビアとエシャロットの薬味。小さいですが、力強いお味。

自家製パン / 自家製酵母で作ったナッツなどが入ったパン、サワークリームを使った滑らかなバターも自家製です。少しクセはありますが、マイルドな味わい。

♦鰆の薪や焼き/ カラッとした香ばしい味わいはこれまで食べた焼き魚の中でぴか一美味しい

♦牛タンとトリュフ / 一組のせいか普通の1.5倍のシリュフのサービス
♦千葉県八街市にある「ルコラステーション」の畝田さんから届く全国の新鮮野菜。生き生きとした張りが有り、最初一皿の盛り付けを見ると見るからに美味しそう。20種類ほどの野菜は個別に調理、イタリアのタルティーボなど珍しい野菜も。甘かったり、苦かったり、辛かったり素材の味をしっかり感じられます。好物の百合根がとても美味しい。
♦ニセコの銀茸 /ソースは卵黄とクリームを燻したもの。秋の味です。
♦唐津天然あま目鯛、ハニーキャベツ
ハニーキャベツとのマリアージュ。香りが特徴的ですが、薪を使った火入れの難しさも感じる一皿。
熊本県産あか牛「阿蘇王」のサーロイン/ やっぱりお肉は美味。薪で焼くと肉汁がほとんど出ないそうでが、噛むほどに旨味が。食欲をそそる香りも良いです。薬味ワサビが美味しいのも嬉しいです。
♦秋の魚介 パエージャ

今パエージャに嵌っている同伴者は絶賛の一皿。魚介類が後から加えられているのが素晴らしいあじが出ている。つい二人ともおかわりしてしまいました。

マスカットの焼きマシュマロ 薪で焼いたマシュマロは、ワクワクする一品。
薪焼チーズケーキ バスク風チーズケーキ/最近TVで最高のバスクチーズケーキとの評判の一品でチーズケーキというよりプリンに近い一品。も外側しっとり、中トロトロで素晴らしい仕上がり。
焙じ狭山茶、キャラメルナッツ
最後は寺田シェフの出身地、狭山の煎茶を薪で焙じた出来立て焙じ茶。こちらも香りが素晴らしい、小菓子にもお茶のパウダーが振りかけられているので相性も抜群でした。
ドリンクは以下をいただきました。
温煎茶 ¥700サンペレグリノ 750ml ¥1,000
これだけ味わってひとり18,000円でした。

一組だったせいか、寺田シェフはじめ、従業員3名と色々なお話が出来てとても楽しい時間を過ごせました。皆さんとても柔らかい雰囲気で、料理の説明もとても丁寧。お話しやすい環境で、リラックスして食事をいただけました。薪を使った料理の難しさも感じますが、調理器具には違いありませんので、切磋琢磨すればするほど美味しくなりそうな気もいたします。始めての薪焼レストランでしたので、とても新鮮な体験ができました。またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

 DSC00464

DSC00467

DSC00468

DSC00472

DSC00474

DSC00477

DSC00484

グルメの部屋(3902)ザ・グラン銀座 ラウンジ    GINZA SIX13階にあるアフタヌーンティが女性に人気のゆったりしたラウンジ

カフェ・ラウンジ

住所: 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 13F  03-6280-6129

(評価)☆☆☆ / 3.3

(*評価基準:5=毎週行きたい/ 4=1回は行きたい/ 3=年一回程度/ 2=もう行かなくても/ 1=絶対行きたくない)

*評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています

(コメント)

GINZA SIX13階にあるラウンジへ、ワイン解禁で昼からトリシャン(とりあえずシャンパン)しに訪問したら、人気の苺のミルフィーユをお目当てに女性がいっぱいで場違いかなとおもいました。後で調べたら、こちらのミルフィーユは、銀座マキシムの初代シェフパティシエ 植村翁氏から直接レクチャーされた、特別な逸品。復活した銀座伝説のスイーツを味わうことができるそうです。スイーッが嫌いな同伴者だったのでモエエシャンドン(1,500)でトリシャンしました。窓際の席が用意されていましたが、隣のビルの屋上が見えるだけで、景色はそんなによくありません。とにかく周囲はアフタヌーンティーを楽しむ女子でいっぱいでした。雰囲気は銀座のラウンジらしく優雅でゆっくり出来ました。

DSC00442

DSC00443

DSC00444

DSC00446

DSC00447

DSC00451

グルメの部屋(3901)虎ノ門 岡埜榮泉  この店の豆大福は個人的には都内随一美味しい大福

和菓子

住所: 東京都港区虎ノ門3-8-24  03-3433-5550

(評価)☆☆☆

(*評価基準:5=毎週行きたい/ 4=1回は行きたい/ 3=年一回程度/ 2=もう行かなくても/ 1=絶対行きたくない)

*評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています

(コメント)

仕事で神谷町に来たので自分へのおみやげとして豆大福を購入するため立ち寄りました。場所は「神谷町駅」から徒歩5分程のところで久しぶりに来たら周りはまさに高層ビル建築中で上を向いて歩かないと危ない状況。その中にポツンと「岡埜榮泉」ささんがあります。ここの豆大福2540円からは午前中には完売します。ここは大正元年創業の老舗で、上野広小路にある「岡埜榮泉」の暖簾分けのお店になります。駅から「桜田通り」を「虎ノ門ヒルズ」方面に向かって歩くと右手に見えてくるので、直ぐに分かりました。丸い窓が目印です。店内は昔ながらの和菓子屋さん。高級感過ぎず、入りやすいです。豆大福は色々なものをチョイ買いしますが未だにここのがベストです。ここの豆大福はお店の一番人気で創業当時からあるそうです。大きさは普通(コンビニとかで売っている饅頭位の大きさ)よりやや大きめで片栗粉はやや多めです。赤えんどう豆は小ぶりな気がしました。一口食べると、お餅は柔らかく、こし餡は舌触り滑らかで、甘すぎません。豆部分の塩分はあまり感じないのですが、食べると塩味を感じて最後はサッパリさせてくれました。久しぶりに購入して上機嫌になりました。

DSC00406

DSC00407

DSC00408

DSC00409

グルメの部屋(3900)珈琲大使館 神谷町店   外観は山小屋風で店内は荘厳なバロック音楽が流れている神谷町の喫茶店

珈琲専門店

住所: 東京都港区虎ノ門3-18-21 久永ビル 1F  03-3435-8851

(評価)☆☆☆

(*評価基準:5=毎週行きたい/ 4=1回は行きたい/ 3=年一回程度/ 2=もう行かなくても/ 1=絶対行きたくない)

*評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています

(コメント)

昔職場が虎ノ門にあった時代にランチタイムに一休みに訪問した珈琲の専門店です。珈琲大使館は虎ノ門に本社があり、虎ノ門、新橋、神谷町、秋葉原、人形町に6店舗。ここ神谷町店は92101日オープンしました。場所は虎ノ門というより神谷町から徒歩5分ぐらいの所にあります。外観は山小屋風で店内は荘厳なバロック音楽が流れている。ポツポツとご近所の常連さんたちがやってくる。昔と比べ喫煙率が減ったか、紫煙は流れてこないです。今回はホットコーヒー(580)でしたがここのお薦めはコーヒーとトーストの一緒出し。厚切りバタートーストは食べやすいように横に5ピースにカットされている。コーヒーは熱々で少し深煎りの苦めのコーヒーで本格的な味です。BGMは軽快なクラシックで昔の喫茶店特有なスポーッ新聞が置いてあります。最近はドトールやスタバの時代にあって貴重な昔ながらの喫茶店です。

DSC00410

DSC00411

DSC00413

DSC00414

グルメの部屋(3899)FARO (ファロ) 資生堂が母体のヴィーガンという料理で表現するファインダイングの今年ミシュラン☆の店

イタリアン、イノベーティブ・フュージョン< 2021年ミシュランガイド東京☆ ⑩ >

住所: 東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル 10F  03-3572-3911

(評価)☆☆☆☆ / 4.0

(*評価基準:5=毎週行きたい/ 4=1回は行きたい/ 3=年一回程度/ 2=もう行かなくても/ 1=絶対行きたくない)

*評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています

(コメント)

今年新たにミシュラン☆を取得したイタリアンの店で以前から知っている資生堂ファロとまったく違った店になっていました。ここは資生堂銀座本店にあったFAROを閉め、イタリアから能田シェフを招聘。お店のコンセプト、内装も一から見直ししコバルトブルーに統一されて、再オープンさせたようです。日伊ミシュラン☆獲得したシェフ能田氏は料理や器へのこだわり強く、考え抜かれた料理は独自性があり、とても美味しいとの噂でした。お店は201810月オープン。丁度3周年にあたる日に訪問しました。資生堂銀座本店10階にあります。青を基調とした店内は灯台(ファロ)から眺める空と海の景色をイメージ。和紙を多用し、落ち着いたとても良い空間です。フアッション系女子のインスタ用として「会社の思想をヴィーガンという料理で表現するファインダイング」を見てみたいとのことで訪問しました。「ガストロノミーコース」と「ヴィーガンコース」がありますが、今回は「ヴィーガンコース」8,800円をオーダーしました。季節感や選りすぐりの食材を使用し、美味しさを引き出す料理を作り出しているのはもちろんのこと、美味しいヴィーガン料理を作るために調理の工夫や自家製の調味料を作り込んでいることも魅力です。内容はスーパーフードであるニュートリショナルイーストを使ったヴィーガンチーズをふんだんに使った料理です。ヴィーガン(=ビーガン)と一般的なベジタリアンとの差異はベジタリアンは乳製品などは摂るが肉や魚を食さないしかしヴィーガンは乳製品、卵、はちみつなどの動物性のものはいっさい口にしない徹底したベジタリアンという感じになる。特に今回注目したのはスーパーフードであるニュートリショナルイーストを使ったヴィーガンチーズである。
内容は

♦アミューズブーシュ(豆腐、蓮根カネロニ風、海藻と野菜のゼリー寄せ)
茄子とドライトマトの旨み バジル の香り

♦高農園フルティカトマトのマッケロンチーニ

♦キャベツのインボルティーニ

♦ヴィーガンチーズ

♦吉野葛とアーモンドのソルベ 紫鮮の香り

♦ナッツとベリーのMONAKA

♦【パン】「自家製パン」酵母から手作りで、小麦はキタノカオリ。シェフパティシエ加藤さんが考案、いまは浜本さんが作っている。パンに付けるオリーブオイルが選べるのが特徴だ。

最後に登場する加藤峰子パティシィエのうっとりするような美しく美味しいデザートがトドメを刺すかのように、料理の完成度をさらにアップしてくれました。サービスのクオリティも高く、心地よい時間が過ごせます。
♦【ドリンク】「コーヒー」透き通った優しい味わいのコーヒー。えぐみが全くなく、あまりないタイプのコーヒーだ。

♦【プティフール】「イノベーティブもなか」

♦ドリンク ミネラルフリー(アクアパンナ)600

感想としては、カテゴリはイタリアンではないがシェフの経歴からしてもイタリア系イノヴェーティヴかな。凝縮された野菜の旨みを味わうことができる。例えば皮をむいた茄子を素揚げし
セミドライトマトとエシャロット?イタリアンパセリなどを合わせるソースで低温オーブンで仕上げられたものすばらしく美味で驚嘆だった。しかし食べるうちに慣れてくるとやや飽きが来る。特にメインのキャベツのインボルティーニまでくると感嘆が薄くなってくる点深みが今一つのようである。その他では器に凝っているだけあり、江戸切子のグラスが素敵です。全体的な感想は接客レベルが高い。女性スタッフの素敵な笑顔に癒されました。久しぶりにコロナ明け

でワイン二杯飲んで14,000円でした。料理、接客、雰囲気、立地、どれも最高なので多用途で利用できます。ご家族と、恋人と…外さない良店です。日伊ミシュラン☆獲得しているだけのことはあり、能田シェフの料理の腕前は一流。同伴者も写真を撮りまくり大満足のようでした。ごちそうさまでした。

DSC00417

DSC00423

DSC00430

DSC00431

DSC00433

DSC00437

DSC00439

DSC00440

↑このページのトップヘ